【歌詞】タイトル：未定

扉が開いて柔らかい風が

この車両を満たしていく

日なたの座席は少し暑いくらいで

でも全然嫌じゃなかった

のんびりした空間を見渡して思う

今日は私の誕生日だけど

そんなこと知らない人たちが

それぞれの1日を過ごしている

目の前の女性は長い髪をバッサリ切ったかもしれない

隣の小さな子は初めて1人で電車に乗ったのかも

大切な人とお別れした人もいるかもしれない

今日はみんなそれぞれの特別な日

今日もいくつもの駅を通って

いろんな思いが交差した

あくびをひとつ眠そうな赤ちゃんは

どんな夢をみるのだろう

のんびりした空間を見渡して思う

今日は私の誕生日だけど

そんなこと知らない人たちが

それぞれの1日を過ごしている

車掌さんに手を振る子は握るおもちゃを買ってもらったのかな

ほほえみあう2人の手は初めて繋がれたのかもしれない

少し読み進めてきた本の結末を知る人も

今日はみんなそれぞれの特別な日

平凡な1日に思えても誰かにとっては特別で

誰も知らなくても  誰かにくだらないって笑われたって

どんなに小さな嬉しいも悲しいも特別になるから

今日もみんなそれぞれの特別な日

特別な毎日