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【歌詞】タイトル:未定

パサついた毛先をいじりながら

手の中の画面を見ていた

絶え間なく情報は流れてくるけど

なにひとつ響いてこない


今日は朝から風が強くて

今も髪が視界を遮ってる

それでも通り慣れてるこの階段を

踏み外すことはなく

感心の中にざわつきを覚えたのは一瞬


変わりない日々に愛おしさと

慣れた自分に失望が共にあって

違和感に気づかないフリして

明日を迎える準備をしている


ささやかな幸せを噛みしめながら

いつも奥底で燻ってる衝動

いつか、と夢みた情景は

今の私に描けるだろうか


大して好きじゃないお菓子を

無心で口に放り込む

キリがいいところってどこだろう

流し込む虚しさ

空になった袋と満たされない私


優しい人にすがりたい

でも厳しい言葉にも安心したくて

漂うだけの私は

いっそ消えられたら楽なのに


きっと恵まれている環境で

流す涙は贅沢  知ってるよ

甘えだって知ってるよ

そう逆ギレして

変わるために足掻いて生きてる

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