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【歌詞】タイトル:未定


片付けの途中で見つけた

学生時代の古いノート

懐かしい表紙をめくると

意外と綺麗な字が並んでた


最近の字は少し甘ったれてるようで

少しだけ昔の角張った字が恋しくなる


とにかく不器用で

でも一生懸命だった

丸くなったと言えば

聞こえはいいけど

私は今、昔の私から見て

丁寧に生きているだろうか


夕焼けが部屋を包む

胸に抱いた古いノート

なりたい自分になれると

信じた私を捨てることは出来ない


思い描いた自分とはかけ離れても

願うことはひとつ  自分に恥じない今であれ


古いノートの表紙を撫でて思うのは

遠回りに思えた時間もかけがえのないもの

だから


今までの全て

なにひとつ捨てなくていい

丸くなってはじめて

見えた角もある

遠回りもいつかたどり着く場所への

道のりにかわりはないのだから

全て胸に抱いて連れて行く




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