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熱中症に気をつけながら奥多摩へ

この季節にロードバイクで走っていると、頭の中の方、特に後頭部のあたりがズキズキと痛むようなだるいような感覚が出てくる、ことがある。

これって熱中症なのかな。

早いと3時間くらい走った頃から起きることもあるし、5時間超えるようになって初めて、ということもある。たぶん、その日の気温とか自分の体調とかで変わってくるのだと思う。

でもやっぱり暑いときにしか基本的には出てこない頭痛なので、熱中症なのかなと思って調べてみたのだけれど、なかなか判断に難しい。

Ⅰ度:現場での応急処置で対応できる軽症
立ちくらみ(脳への血流が瞬間的に不十分になったことで生じる)
筋肉痛、筋肉の硬直(発汗に伴う塩分の不足で生じるこむら返り)
大量の発汗

Ⅱ度:病院への搬送を必要とする中等症
頭痛、気分の不快、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感

Ⅲ度:入院して集中治療の必要性のある重症
意識障害、けいれん、手足の運動障害
高体温(体に触ると熱い。いわゆる熱射病、重度の日射病)

全日本病院協会

これでいうと頭痛は中程度の症状ということなのだけれど、それよりも軽度で出てくるという立ちくらみがあるかと言われるとそうでもない。不快感はあるけれど嘔吐感は無いし、となると熱中症そのもの、ということはなさそうな気はしている。

とはいえ頭痛は確かにあるので、単純に暑さと疲労に少しあてられている、というくらいなのかもしれない。それはそれで問題かもしれないけど。

熱中症にはならないように結構気をつけていて、水はこまめに飲む、頭や腕に水をかけて冷やすといったあたり。アームカバーやネックカバーに水分が染み込むと気化熱でかなりスーッとするので、たぶん結構良い効果になっていると思う。特に首筋が冷えるのはかなり効果がある気がしてる。

でもこの気温だと10分くらいすると乾いてしまうので、こまめにかけないといけない。あと、ボトルの水がすぐにぬるくなってしまうのも困りもの。が、こればかりは仕方がない。

とにかく熱中症には気をつけよう。

そんな大変な季節だけど、標高が高くなれば気温も下がる。ということで先日は奥多摩湖の方へ行ってきた。

こうして見ると、奥多摩湖というのもなかなかに綺麗。季節的なものもあると思うけれど、かなり澄んだ色をしている。もうあと30kmも登れば多摩川の源流にほど近い地域、と考えればそれもそうか、と納得。工場などはほとんど無い地域なので、ほとんど汚れの無い水が溜まっていることになる。水辺から見える透明度の高さは想像以上だった。

奥多摩湖畔は朝の10時ころで24℃という気温。都心が28℃ということだったけど、4℃低いとかなり違いがあって涼しさまで感じる。さらにもう少し上流まで走って行ったところで昼ごはんを食べた。

このあたりだと恐らく気温は23℃くらい。川のせせらぎを聞きながら、地元で買ったパンをいただく。さして特別なメニューでもないけれども、運動後でおなかがすいていたのもあいまって最高のランチだった。

5時間以上走って、やったことといえばほとんどそれだけなのだけれど、なんだか不思議な満足感があった。基本的に、家や屋内で食べることが多い食事だけれど、外で食べるのは開放感があって良い。キャンプをやるような人間ではないので、この楽しみはなんとなくは知っていたものの実践してこなかった。この辺、もうちょっと追求してみてもいいかもしれないな、なんて。

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