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今、仕事の事でモヤモヤしている僕へ

昨日のお仕事中にふと自分がわからなくなった。
正確には仕事に関する自分がわからなくなった。

おっ、僕は何をやりたいんだっけ。何が得意なんだっけ。

それでもって元転職エージェントの友達に即連絡をした。

「転職したいから相談に乗って欲しいんだ」

頼れる友人がいるのは幸せなことだ。
ありがたいことに夜電話することを即快諾してもらえた。

せっかく時間をもらうのだから、事前にある程度自分の状況を把握しておこう。
今の自分は、やりたいことがわからない。何が得意かわからない。でも、今の職場は嫌だ。

一言で言ってしまえば最悪な状況だ笑

前向きにやりたいことがあるのであれば良い変化なのだが、今の職場が嫌だというのはちょっとネガティブだと思う。

夜、電話が始まる。

転職したいの?という友達の質問に僕は
したいけど何がしたいかわからなくなった。
あと、何が得意なのかもわからなくなった笑

そのまんまを伝えた。

友達曰くほとんどの人が何がしたいのかわからないらしい。
むしろ今までの僕が珍しかったのかもしれない。

海を綺麗にしたいという漠然とした目標のために、広告代理店に入り、土日は釣り団体での活動、手に職系のスキル磨きのためのカメラ、チームづくりを学ぶためのフェス作り、コミュニティ運営にチャレンジしたことも、遊漁船船長修行をしたことも、イベント運営や釣り教室なども手伝ったりしていた。

最盛期は全てが並行して、僕の生活になっていた。
いうまでもなく全てが最高に楽しかった。

でも、去年の冬あたりから一つ一つ、だんだんと消えていき、今年の夏には一度プツンと全部が消えてなくなった。

そして無力な自分だけが残った。
お誘いも積極的に断って、予定も入れなくなった。

土日は何もない時間があっという間に過ぎていく。
平日は朝から晩まで決められた時間、自席に座ってぼーっとしていた。

環境を変えたくて引っ越しを検討した。

そして実現もした。

だから「でも環境を変えたくて」と伝える。

そこからヒアリングをしてくれた。
年収のこと、
仕事選びの優先順位、
僕の頭の中がだんだんと整理されていく。

・意義がある仕事⇄誰でもできる仕事 どっちが良い?

わかりやすい。

僕は今の自分の状況を分析してみた。

今の職場を変えたいと思う理由が意義のある仕事がしたいからだった。
日中誰のために仕事をしているのかわからなくなる瞬間、利益を上げて会社から感謝を言われた時、この会社に利益をもたらすために仕事をしているのかと思うときのやるせなさ。
あんまり今の会社が好きではないみたい。
だから今の仕事に意義を感じない。

意義を感じる仕事とはなんなのか。
社会的に役にたつ、誰かのためになる、それでいてギャップを生まない仕事をしたい。

理想はしっかりと持っていた。

僕は意義のある仕事がしたい。
それではワークライフバランスは?

・場所は選べるけどめっちゃ忙しい仕事⇄場所は固定だけど忙しさは普通の仕事
どっちが良い?

ついつい、「え、めっちゃ忙しいって何?睡眠時間削る感じ?」と聞いてしまった。

ご名答とのこと。

また自分の分析を始めてみる。

土日の活動全てをやめて、今の環境に身を置いた理由は紛れもなく”暮らし”をするためだった。

だから僕は「場所が選べて普通の忙しさの仕事ってないの?」と訪ねた。

「あると思うけど、多分誰でもできる仕事だよ?ずっと同じ作業、意義がある仕事とは限らないけど良いの?」としんどい返答だった。

そして一旦図式化してみた

僕の転職マトリックス

ない…

選べなかった。
意義のある仕事はしたいけど、
忙しさは普通でありたかった。

僕がずっっとやりたいと思っていたことは、この世の中に存在しなかったのだ。
そして、自分は思ったよりも怠惰だった。

土日にやっていたことが今全部ないのも、多分怠惰だからだった。

怠惰であることは受け入れて、今こそ悩もう。
現状維持かブーストをかけるか。

お金ももらえて、忙しさも普通な今の環境ならば時間はいくらでもある。
自分の心の声を聞いてあげて、何を選ぶか決めたら良いじゃないか。

ここしばらくはしっかり暮らしを充実させつつ、外に目を向けて、自分がなりたいロールモデルを見つけてみよう。

どんな仕事を選ぶことになるのか、
これからが楽しみだ。

まだ、自分のもやもやは消えないけど、少しずつ晴らすこの過程は面白い。

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