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ありがとうございました!(吹田・発火点 SUITA HOME GALA CONCERT)

このお話が来たのは、確か去年の12月くらいやったと思います。
「吹田市内を拠点として活動されているプロのアーティストによる、未来に向けた「新しい吹田」の音楽を創造するコンサート」
と言う事で、僕に声をかけてもらいました。
「吹田・発火点 SUITA HOME GALA CONCERT」
メイシアター開館35周年記念という事で、中ホールでの演奏です。

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完売御礼という事で、本当に嬉しい事でした。

しかし、ここまで来るのに多くのスタッフやメンバーとやってきました。
最初、演出家の渋谷さんとの会議では色々な事をお話ししました。
親父との事や演奏の事、コンサートの進め方などありました。
そして、メンバとの初顔合わせ。
その時には台本が!セリフがある〜〜〜!!
「でも、この内容に沿った感じで自分の言い方で喋ってもらえたらと思っています。」
ほ〜〜〜〜・・・・

津軽三味線の久保比呂誌さん。
スピード感のある演奏、昔からの伝統にとらわれず新旧織り交ぜた演奏は素晴らしかったです。
1音1音がヘビーでズシっと来るサウンドで聴き入っていました。

フィドルの野間友貴さん。
あまり聴き馴染みのない北欧伝統音楽に精通する野間さんのサウンドは軽やかです。
その音を聴けば、すぐに大きな山々に囲まれた北欧の雰囲気が感じられる音です。

エレキベースの正垣雄治さん。
エレキベースの中でもパワー・スピードがある「スラップ奏法」を得意とし、多くのルーパーやエフェクターを駆使し、音楽を紡いでいくプレイヤーです。
この手のプレイヤーは本当に多いですが、正垣君はベースとしての本当の仕事も素晴らしいです。

そして弦楽四重奏団の皆さん。
堀江恵太さん。(1stヴァイオリン)
遠山千景さん。(2ndヴァイオリン)
曽田義嗣さん。(ヴィオラ)
井上輝浩さん。(チェロ)
曽田さんには、今回の音楽面でアレンジなどもやっていただきました。

コンサートは、親父の演奏から始まります。

吹田に40年以上も住んでいたので、メイシアターと演出家の渋谷さんのおかげで、最初は親父の追悼という事で始めていただきました。
お客さんから大きな拍手をもらい本当に嬉しかったです。
この動画を撮ったスタジオはもうありません。
しかし、メイシアター中ホールにでっかく写してもらい最高に嬉しかったです。
ありがとうございます!

その後、各ソリストの演奏です。
僕が一番でした。
曲は、「Blues for Manhattan」。
親父のオリジナル曲です。
アルバム「マンハッタンの休日」に入っています。
親父の死後すぐにあった9月5日の演奏会は大ホールでしたが、今回は中ホールです。

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この中ホールは僕が中学生の時に演奏会で吹いた最初のステージでもあります。
リニューアルして椅子もみんな変わっていましたが、ここの音場は大好きです。
そして、親父の吹いた楽器で最初に演奏出来たことに感謝です。

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その後、ベースの正垣君とのセッション。
今まで多くセッションしていますが、やすきよ漫才のように、ボケとツッコミが入れ替わる感じで僕もベースラインやリズムを出す事をしたりと、その場でどんどん演奏を広げていくことができました。
この時はテナーで!

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そして、4人でのセッション。
何回かリハーサルをして手探りから始まりましたが、本番がみんな盛り上がっていたように思います!

弦楽四重奏団とは吹田市の為にヴァイオリン奏者の葉加瀬太郎さんが作った
「Home Suita Home」を演奏。
このコンサートのメンバーで新しい吹田の音を探す旅の最終として、この「Home Suita Home」を今回のメンバーで「発火点バージョン」として演奏しました。

今回はホールの皆さん、音響・照明さん、舞台監督さん、そして、最後の曲で炎を出してくれた特効の皆さん、メンバーの皆さん、とても多くの皆さんによって作られたコンサートに参加できて本当に良かったです。

新しい考え方や音楽との向き合い方など、勉強になったコンサートでした!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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