見出し画像

愛すべき虎党という名の投資家たち

#79

14日に開催された今年の阪急阪神HD の
株主総会は穏やかに行われたようである。
阪急阪神HD の株は持っていないけれど、
6月は株主総会招集の案内が届く季節で
郵便物というのはうれしかったりする。
うれしいといえば、入ってくる配当金。
チャリンチャリンと不労所得の音がする。
郵便物が届く頃にはすでに証券会社から
振り込まれていたりするが数千円レベルで
夢の配当金生活はまだまだ遠い道のりだ。
同封される株主通信には社長の挨拶から始まり、
事業内容やら財務状況やら業績を示すグラフが
並んでいたりして目を通してみるのだが、
自慢じゃないが悲しいくらい数字に弱い。
数字に弱くても決算書が読めなくても
株はできるし、うまくいけば勝てるし、
稼げるのが個別株投資の楽しみなのだ。
「僕は株主になったんだなぁ」と、
配当金を手にして実感するひととき。
ライターの仕事で細々と原稿を書いて
夜勤で体を使って汗水を垂らしながら
それとは別に大手企業の株主になって
僕よりも超超超絶に優秀な社員のみなさんに
働いて稼いでもらって配当金を分けてもらう。
フリーランスの自由 < 厳しさ、
非正規のツラさ = 給料をもらう安心感、
株主になって株価に一喜一憂しながら
ドキドキと配当金生活もどきのワクワク。
18歳で社会に出て給料をもらう働き方しか
知らなかった僕が50歳を過ぎて投資を始めて
資本主義経済のしくみを今さらながら知った。
たかが100株、されど100株、
それだけの株しか持っていなくても株主は
株主総会に出席して経営陣に物申し意見できる。
選手が従業員なら球団は経営者で虎党は投資家。
経営陣に物言う株主がアクティビストなら
選手に視線を送ってヤジを飛ばすのが虎党。
今年の株主総会は「甲子園のマウンドに広告は
いかがなものか 」という声が上がったようだが、
いちいち物申したい愛すべき虎党なのである。

今週の虎党の呟き🤔

甲子園の年間シートか株主になるかの二択か。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?