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一日一言(1月7日)

1.安岡正篤(心を養い、生を養う)

『学ばざれば道を知らず』

 政治は民を養うことと同時に、
民を教えることでなければならぬ。
 殊に人の人たる所以を考える時、
数字の尊いことは言うまでもない。
「学記」の名言に、
「玉・琢(みが)かざれば器を成さず、
 人・学ばざれば道を知らず。
 是の故に古の王者、国を建て、
 民に君たる、数学を先と為す」
と説いている。

⇒全てにおいて
 大事なことがある
 これで成功というのはない
 常に学び続ける。

2.森信三(修身教授録)

『至柔至優の魂』

 諸君!真に剛に徹しようとしたら。
すべからく柔に徹すべきである。
教育ということは、
今から申すでもなく、
魂の問題であります。
それ故魂をあつかうところの教育の問題は、
至柔至優の魂を持つものでなくては、
真に解くことはできないはずであります。

⇒吉田松陰先生の人となりを表す言葉。
 松陰先生は大変優しい方であった
 ということであり、
 また弟子たちに対するお言葉が
 非常に丁寧であったということ。
 全ては信頼がベース。
 信頼があれば叱られても
 自分のことを想ってくれてると
 考えられるが
 信頼がそもそもなければ
 いくら正しいことを言おうが
 誰も聞かない

3.松尾芭蕉
(今日一日を楽しく生きる知恵)

『目立たずともよい』

一とせに 一度つまる、 菜づなかな
(泊船週)

だれが とってくれるやら
ふだんは 見向きもされないのに
一年に たった一度だけ
七草の日は
取って 取って
競り合って 摘まれる
かわいい 菜づな・・・。

人と競い合っていつも目立たなくてもいい。
菜づなは一年に一度ちょッと目立つ。

⇒毎日、一年ずっと
 目立つ必要がない
 そもそも不可能
 菜づなの如く
 瞬間で求められるよう生きる
 良い時は上に伸び
 悪い時は地に根を張る
 全ては陰と陽

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