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② 母親と久しぶりに会って話したので記録を

前編はこちら
私と母は顔がよく似ている

「そんな奴(パパ)の遺伝子を受け継いだ私なんか後世に遺伝子を残したくない」
と言ってしまった。

そんなこと言わなくてよかったはずなのに、つい感情的になって、

言ってしまった。

母も感情的だった。
「なってみないとわからないでしょう。考えすぎなんだよ。案ずるより産むが易しでしょ。」

言ってしまった後悔とともに、

自分が不憫に思えた。


母の言うこともわかる。

子孫を残し繁殖することが私が生まれた理由だ。
そんな命のサイクルのために生まれてきた。

だけど、正直、私はこんな境遇で本当に生まれてきたくなかった。


職場に、「大丈夫、大丈夫。きっとうまくいくよ」と励ましてくれる上司がいる。
そういう人の元に生まれたかった。


私の子どもだって同じように思うはずだ。
私はそんな思いを子供にはさせたくない。

なのに性欲はあるし、平気で子作り行為をしてしまう。

人間とは愚かなものだ。

私も生命を体に宿したら、
自分のやったことを正当化するために、
子供に同じことを言うのだろう。

生まれてきた以上は、
自分で考え、行動し、
人生に価値を与えて生きていくしかない。

愛着障害の希望の光になれるように
自分の残りの人生を頑張りたいと思う。


私は、母親になんて言ってほしかったのだろう。

「産んでしまってごめんね」
「変な父でごめんね」

おそらくそんなことを言われても、
また落ち込むだけだ。


こう言うところがわがままで、
我慢ができないところなのであろう。

何にも還元されない負の言葉を
母親にぶつけてしまった。反省したい。


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