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1月はフレッシュスタートに最適。今年続けてみたい習慣を設定することをオススメ!

おはようございます。1月5日はTrip.com Japan の2022年始業日です。今日は一年のスタートの特別な日なので5つのボールの話の続きは明日にして代わりに願いを叶える方法について書きたいと思います。

「フレッシュスタート効果」って聞いたことがありますか?
いわゆる新年の誓いみたいなもので、新しい年を迎えるにあたって新しい自分、新しい習慣、新しいチャレンジを試みるというアレです。今年はxx冊本を読むとか、ダイエットするとか、英会話頑張るとか。
おそらくTRIPの皆さんも今までに何度か試してみたことがあったのではないでしょうか? この新年の誓い、統計的に続けられる確率が高いと言われています。高いと言っても20%くらいなのですが5回に1回成功するってすごくないですか?

UCLAにHengchen Daiさんという若く優秀な先生ががいらっしゃいます。Daiさんは行動変容、Decision making、モチベーション、Influenceの分野の研究者でわずか31歳でMBAプログラムで教鞭をとる40歳以下のベスト40の先生に選ばれた新進気鋭の研究者です。ちなみに北京大学卒業なので留学生です。年齢的にも社員の皆さんと近いですね!。このDaiさんはフレッシュスタート効果についてもいくつか論文を書いています。その一部から紹介します。

フレッシュスタート効果は、個々の意思決定者、管理者、および政策立案者にとって重要な実際的な影響を及ぼします。第一に、個人は、自然に発生する一時的なランドマークでの新たなスタートの気持ちを利用して、善意をたどることができるだけでなく、次のような個人の歴史の中で戦略的にターニングポイントを「作成」することによって、新たなスタートを構築することもできます。新しい住居に移動して最初からやり直す(以前は「移転療法」と呼ばれていた現象、Kaufman 2013)。第二に、私たちの調査結果は、人々が彼らの願望を追求し始めるために効果的に「後押し」されるかもしれない新しい方法を示唆しています(Thaler and Sunstein2008)。たとえば、意欲的な行動を促進するように設計されたメッセージは、メッセージの受信者が長期的な目標の達成に向けて努力することに関心を持つ、新たな開始の瞬間(たとえば、休日の直後の新しい月の初め)に最も影響を与える可能性があります。この調査のもう1つの意味は、特定の日を新たなスタートの機会(誕生日、新しい週の始まりなど)としてフレーミングすることです。

Dai, H., Milkman, K.L., & Riis, J. (2014). The Fresh Start Effect: Temporal Landmarks Motivate Aspirational Behavior. Management Science, 60(10), 2563-2582.
より作者翻訳

私もフレッシュスタート効果を狙って元旦からNote、OpenOffice、断酒をスタートしました。このフレッシュスタート効果、多くの論文で証明されています。しかも効果があるのに「無料」!!です。無料! 
無料かつ効果が証明されているなんともお得な「新しい自分」「新しい習慣」を作れる日が1月です。高いお金を払ってコンサルティングを受けたり、授業を受けるのもいいですが、このチャンス是非利用していただきたいと思います。

そしてなんと今日は2022年のTRIPの始業日。仕事の上でフレッシュスタート効果が最も高い特異日です!!! 今日は始業してから最初の1時間は「今年やり遂げたい目標」であったり、「仕事の上で続けたい習慣」について考えてみてはいかがでしょうか。できればそれを文字に落としたり、可能ならば会社の人やパートナー、家族にもシェアしてみては?(宣言することで成功確率が上がります。私がNoteを使ったのは宣言効果を考えてそうしました)始業日である本日の勤務時間の8時間のうちになりたい自分への一歩を踏み出すことができれば、今日はあなたの2022年、ひいては人生をを変えるかもしれない大事な8時間になるかもしれません。

Trip.com Japanはあなたがなりたい自分になることを応援します。今日はぜひ勤務時間の一部を今年のなりたい自分を考えて、今日から始める習慣をスタートすることに使ってくださいね!!

わんわん、また明日!

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