見出し画像

(株式投資)出来高と売買代金の関係って?

株式投資を始めるときに、「出来高」と「売買代金」の違いを理解することはとても大切です。この二つの指標を知っていると、株式市場での取引の活発さがよくわかります。今回は、出来高と売買代金の基本的なことを、わかりやすく説明します。

出来高ってなに?

出来高の基本
出来高とは、その日にどれだけの株が売買されたかを示す数字です。簡単に言うと、売買が成立した株の数ですね。

出来高の例
例えば、あなたがある株を100株買ったとします。そのとき、誰かがその100株を売っています。この取引で出来高は100株となります。こんな取引が1日に1,000回あったら、出来高は100,000株になります。

出来高の確認方法
出来高は、普通はローソク足チャートの下の方に表示されます。このチャートを見れば、その日の取引がどれくらい活発だったかがすぐにわかります。

売買代金ってなに?

売買代金の基本
売買代金は、出来高にその日の株価を掛け合わせたもので、その日に取引された総額を示します。

売買代金の例
例えば、100株の取引が1株5,000円で成立した場合、売買代金は5,000円 × 100株 = 50万円となります。これを見れば、その日の市場でどれくらいのお金が動いたかがわかります。

売買代金の重要性
売買代金も出来高と同じように、取引の活発さを示しますが、こちらは金額ベースです。取引金額が大きいほど、その銘柄は注目されているということです。

出来高と売買代金の使い分け

使い分けのポイント
複数の銘柄を比較するときは、売買代金が役立ちます。株価が違う銘柄同士を比べるとき、出来高だけじゃなく売買代金を見ることで、どの銘柄がより多くの資金を集めているかがわかります。逆に、同じ銘柄の過去と現在を比べて未来の株価を予測するには、出来高が便利です。出来高の変化を見て、その銘柄の人気度や取引の活発さを把握しましょう。

注意点
出来高だけを見て「取引が多いな」と思っても、実際には株価が低いために売買代金が少ないことがあります。例えば、1株10円の株が100万株取引されても、売買代金は1,000万円です。でも、1株1万円の株が1万株取引されれば、売買代金は1億円になります。だから、初心者は売買代金がしっかりある銘柄を選ぶことが大事です。

ポイントまとめ

違いを理解しよう
出来高は取引された株数を示し、売買代金は取引された総額を示します。この違いをしっかり覚えておきましょう。

利用方法
どちらも取引の活発さを示す重要な指標です。スイングトレードなどの短期取引では、出来高と売買代金を併せて見ることで、銘柄の市場での注目度や取引の動きを正確に理解できます。

これから株式投資を始める皆さん、出来高と売買代金の両方に注目して取引を進めてみてください。特に初心者は、売買代金がしっかりある銘柄を選ぶことで、安定した取引ができます。少しずつ知識を深めて、株式投資の世界で成功を目指しましょう!

P.S
投資の基本は安いところで買って、高いところで売ることです。
その買い時、売り時判断の仕方を以下で初心者の方に分かりやすく伝えています。
投資は普通のサラリーマンが大きな資産を得る唯一の方法です。
ぜひ覗いてみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?