実習を終えて

先日まで3週間こども園へ実習に行ってきました。
実習をするにあたって「なんでだろう」をたくさん作ることを意識すると、色々な「?」が出てきました。


事例
1)先生が来ると自分の作ったものを隠してしまう。
2)絵本の読み聞かせをした時静かに聞いてくれている時や喋っている時がある。
3)子どもがトラックを走る時、人が密集する所と少ない所ができる。
4)ジャンケンでパーが多い。

などがありました。
このような「?」が出てきた時はなぜそうなっているのかを考え、自分に何ができ、どんな声掛けができるかを考えました。

実際に事例の1)が起こった時どうしたか書きたいと思います。
子ども一人一人が紅葉した木を作る制作活動をしている時のことです。保育士が近くに行くと作っているものを隠している子が居て、どうしたんだろうと思って聞いてみると、「上手にできない」と言っていました。
この時に僕はまず肯定をしました。その後に「紙は何枚でもあるし、何回でも自分がいいと思えるまで作ったらいいよ」と、何回でも挑戦できるよう声掛けをしました。
実習生である僕はその子の性格や普段の姿が分からず、どう声掛けをすればいいのかや、なんでその行動をしているのか、子どもの内面的な部分まで考えるのは難しかったです。

自分がしたことが正しかったのか自身がなく落ち込みもしましたが、落ち込む暇もなく、次こういった場面があればどう声掛けをすればいいのか考えるようになりました。
少し前の僕なら落ち込んで終わりだったと思います。
頑張ろうと思っても頑張れない、なにかしても三日坊主の僕だったけど、この実習から自分が変化していっていると思う。

後々落ち込んでしまうこともあるけど、それは自分が変化しているから。
今の自分だったらこうするっていうことは、その後悔をもう繰り返さないことでもある。
教育にも保育にも正解はない。
自分をもっとアップデートしていって、成長していきたい。

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