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【ゲーム】じじいイケメンハゲじじい。

 みなさん、こんにちは。

 今日はゲームのお話。とは言っても、ネタなので、気長にご覧いただけたら幸いです。

 ご存知ファイナルファンタジー(以下、FF)。発売から32年が経ちますが、ドラゴンクエストと並び、スクウェア・エニックスの看板タイトルです。

 その中で、29年前に発売されたFF4。スーパーファミコンのゲームとして初めて登場したFFシリーズですね。その後、事実上のFF4−2となるTHE AFTERといった続編が作られました。

 んで、このゲームは進行の都合上、おっさんパーティになることがあるのです。ネット界隈ではそれを「伝説のパーティー」と称し、ネタにされています。

 主な編成は以下の通り。

ジジイ テラ(60):賢者
イケメン セシル(20):パラディン
ハゲ ヤン(35):格闘家
ジジイ シド(54):飛空挺技師

 平均年齢42歳、髭率75%(セシル以外全員)、全員男性のむさくるしい編成になるのです。w

 このパーティーはゲームの中盤、カイナッツォを倒した後に双子の魔法使い(パロムとポロム)が離脱した後にできます。そして、このパーティーが進行する内容が

・磁力の洞窟という金属NGの縛りがある。
・飛空挺を入手できるので、世界中を回れる。
・エブラーナ城に足を運ぶも、強敵で苦戦する。
・せっかく魔法を思い出してもMPが少ないテラの縛り。
・回復役がテラ実質1人。しかも上記のMPの縛りあり。(セシルも使えるが、ケアルラまで)

 とまぁ、一癖二癖もある内容なんですよね。ちゃんとした戦略を立てなければ苦戦する編成です。特にエブラーナの宝箱の強敵はしっかりしないとダメ。わたしでもスルーしたぐらい。(ちゃんと立てれば倒せます。)

 このパーティーはテラがゴルベーザと対決して、メテオを使ったものの、力尽きるまで編成されます。
 その後はカイン、ローザが加入しますが、直後のドワーフ城でシドとリディアが事実上入れ替わりになります。そこからはおっさん臭いパーティーができなくなります。

 ちなみに、GBA版(及びPSP版)は終盤主人公セシルと既に死亡しているテラ、ゴルベーザと同行してるフースーヤを除く9人のメンバーのメンバーチェンジが可能です。それでもむさくるしいメンバーは不可能。w

 ところで、このFF4。ニンテンドーDSでリメイクされてるのはご存知でしょうか?

 DS版は2007年に発売。その前年に出したFF3と同じCGによるリメイクで、しかも一部場面には声が入ります。キャストは以下の通り。

セシル:程嶋しづマさん
ゴルベーザ:鹿賀丈史さん
ローザ:甲斐田裕子さん
カイン:山寺宏一さん
リディア:下屋則子さん
ギルバート:堀川りょうさん
パロム、ポロム:釘宮理恵さん
エッジ:石丸博也さん
フースーヤ:銀河万丈さん
ヤン:玄田哲章さん
シド:永井一郎さん
テラ:納谷悟朗さん

カイナッツォ:青野武さん
ルビカンテ:若本規夫さん

 改めて見たら、当時若手の域だった釘宮さんも登板。釘宮さんといえばドキドキプリキュア(朝日放送)の円亜久里(キュアエース)ですが、動画で確認したらポロムの声はまさにこれだった。w

 そして、今では声優はもちろん、ものまね芸人としても確固たる地位を築いた山寺さんや、料理の鉄人(フジテレビ)やクイズタイムショック(テレビ朝日)の司会者として知られる鹿賀さんといったとんでもないキャスティングになっています。

補足:クイズタイムショックの歴代男性司会者
初代:田宮二郎さん(1969〜1978)
2代目:山口崇さん(1978〜1986)
3代目:生島ヒロシさん(1989〜1990)
4代目:鹿賀丈史さん(2000〜2002)
5代目:中山秀征さん(2002〜)※

※5代目司会者の中山さんは鹿賀さんの頃は進行役。
歴代司会者は役者さんが多いです。(生島さんはアナウンサー、中山さんはお笑い芸人です。)

 ゴルベーザとセシル兄弟を演じる程嶋さんと鹿賀さんはどちらも舞台がメインです。(鹿賀さんは映画やテレビドラマにも出ますが。)
 ちょい役(ただしボスキャラ)で青野さんや若本さんが入ってるのもすごい話。

 鹿賀さんはいただきストリートやディシディアFFでも引き続きゴルベーザをやられています。後者はあの「いいですとも!」を鹿賀さんがアフレコしてます。w

 全体的に当時若手の釘宮さんなど若手もいますが、高齢の役が多いのか、ベテラン大御所が脇を固めています。(但し、若いエッジはベテラン大御所の石丸さんが演じている)
 特に今回のテーマである伝説のパーティーでもセシルの程嶋さんは舞台がメインのため、程嶋さんを除いたお三方の担当者の作品が凄まじいのです。w

 ヤンの玄田さんはアーノルド・シュワルツェネッガーさんの吹き替えやトランスフォーマーのコンボイ、クレヨンしんちゃん(テレビ朝日)のアクション仮面で知られています。

 シドの永井さんはサザエさん(フジテレビ)の磯野波平を筆頭にYAWARA!(読売テレビ)の猪熊滋五郎や機動戦士ガンダム(名古屋テレビ)のナレーター及びデギン・ザビなどで知られています。シドは波平というよりも滋五郎ですね。
 なお、フースーヤの銀河万丈さんは長男のギレン・ザビを演じています。

 そしてテラの納谷さんはルパン三世(読売テレビ・日本テレビ)の銭形警部や仮面ライダー(毎日放送)のショッカー総帥、宇宙戦艦ヤマト(読売テレビ)の沖田艦長などで知られています。銭形警部はのちにカインの山寺宏一さんに引き継がれています。(当時納谷さんはご健在です。)

 実際、FF4での納谷さんの出番は多く、テラの娘アンナが亡くなるシーンからパロムポロムのきょうだいが離脱するシーン、そしてゴルベーザとの一騎討ちとテラの出番は意外と多いのです。w

 そして、テラが力尽きた時のシドの発言、納谷さんと永井さんの名演は必見です。

 ゲームバランス及び難易度、キャスティングのギャップ、ストーリー構成上ある意味完成度の高いおっさんパーティーということで、伝説のパーティーと呼ばれたんじゃないでしょうか?

 これに近いパーティーといえば、ドラクエ11です。ドラクエ11でも以下の編成になります。

ロウ:麦人さん
主人公:斎賀みつきさん
シルビア :小野坂昌也さん
グレイグ:小山力也さん

 このパーティーでもおっさん臭いパーティーですね。w

 どちらもゲームの進行上絶対に編成されるパーティーです。しかもそこそこ時間を要する編成だったりします。インパクト絶大です。w

 DS版は一部場面で声が入っているのですが、名シーンでも入ってない箇所はいくつかあります。(例:ローザ救出シーンなど)DS版の容量の都合でしょうけど、完全フルボイスがあったら欲しいなぁって思います。ただ、納谷さん(テラ)と永井さん(シド)と青野さん(カイナッツォ)は鬼籍に入られてしまいましたので、後任者の選定が必要になってきますね。

 DS版は普通に中古で入手可能ですが、原作のスーファミ版やGBA版などと比べて難易度が異常に高いため、プレイするなら解像度が向上し、難易度が調整されたiOS及びandroid版がいいと思います。わたしでもDS版は投げ出したぐらいですから。

 そんなこんなで、FF4の伝説のパーティーについてお話してみました。よろしければ「スキボタン」「フォロー」をしていただけると嬉しいです。

 本日もご覧いただき、ありがとうございます。

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