見出し画像

負ける兄、勝つ弟、どちらがエライ?(エッセイ)

常々考えていること。

カインとアベルではないが、
兄弟で、弟が勝っている場面が多い。

この場合、どちらがエライのだろう。

個人的な解釈では、
カインとアベルの例は
狩猟民族と農耕民族の例えで、
時代背景的に、
勝ったのは農耕民族であり、
アベルではない、と思っている。
(聖書、このあたりはうやむや)

でも、実際問題、どちらに
軍配があがるのだろうか。

私は、勝った弟が笑っているのは
当然だと思う。

が、負けた兄が笑っている場合、
それはすでに、勝った弟に勝っている
のではないだろうか。

小さい子供を見ていると
下の子が世渡りがうまく育つのが
よくわかる。

上の子の失敗を見て
学んでいるのだから。

それでも、笑って弟の勝ちを
認められる兄は、なんだか
宇宙規模の大きさがあると思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?