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「鉄道員(ぽっぽや)・ラブレター」浅田次郎さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

図書館に、大活字のしかなくて借りた。
ぽっぽや、浅田さんの初期作品?

1997年当時は感動ものだったかも
しれないけど、今の浅田さんレベルから
すると、短いし、簡単すぎるような。

高倉健のイメージが強すぎた。

それに、この短編で、どうやって
映画2時間作ったんだろう。
(大活字って、省略されてる??)

主人公、乙松は、幌舞線という引退する
線の鉄道員。

乙松の娘、ユッコ(生後2か月で死亡)が、
小学生、中学生、現在の17才として
乙松の前に現れる。

最後は雪のホームで始発を待って
死んでいる乙松。
けど、現実?は、ユッコとご飯食べて
眠っていた。

もうひとつの「ラブ・レター」は、
偽装結婚した中国人娘、白蘭(パイラン)
からのラブレター。
白蘭は、亡くなったけど、一度も
会ったことのない吾郎にラブレターを
残している。
これはある程度、年齢がいっていないと
わからない悲しみ。深かった。

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