6月の詩(散文)
いい年をした
君の誕生日が
出張中で寂しくないかと
想いを馳せた季節
乙女な男子もいるけれど
君は、朝も晩も
そう聞く私に
「なんでやねんっ」って呆れる
若いオッサンだった
その大物は、当時から
たいそう貫禄があって
今じゃどこぞの大企業のエライさん
時代が時代なら、
天下を取っていたような人
今では天下を取るような人より
心やさしく温かい人の方がいい
天下取りは
何人側室がいてもいいと思ってる
それもそうかと思った時期も
あったけど、心が泣いていた
君が天下人でないなら、ムリだったんだよ、
サヨナラ、6月くん
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