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妄想は宝石箱(エッセイ)

年齢を重ねれば、
妄想もなくなるかと思いきや、
そんなことはない。
 
作家の小川洋子さんが、
「妄想したもの勝ち!」と
書いておられたが、
作家になれば、
妄想は宝石箱だけれど

一般市民は、
地に足をつけて生きているほうが
幸せかもしれない。
 
地に足をつけることを嫌い、
妄想を宝石箱にするほどの
こともない場合、

無事、是、名馬
・・・いや、もとい、

阿呆、是、不幸 
といった感じだろうか。
 
宝石箱も深海に沈んだままじゃ、
仕方ないし、
実は、おもちゃの宝石箱
だったりしたら、
目も当てられない。

せめてタイタニックみたいに
深海に沈んだ
美しい宝石であったらなぁ。
(…妄想)

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