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「きっと君は泣く」山本文緒さん(読書感想文)(*ネタばれ注意)

主人公、椿(23才の美人さん)は、
凛とした祖母ぼたん(美人で、妾だったという話)
に惹かれていたのに、祖母、ボケる。

椿の母あやめは、美人ではなくて、
祖母ぼたんに可愛がられてなかった。

ずっと妾だといきがっていた
ぼたんが、実は愛されていなかった正妻で、
本当の妾、百合子をいびり倒していたと知る。

その間、椿の彼氏がエイズだったり、
看護婦の大魔神がいたりで、いそがしくて
とてもおもしろい。

椿の家系がみんな花の名前というのが
ステキ。
女流作家の繊細さが伝わる名作。

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