Intel博物館(まとめ)
アメリカ駐在中の「旅」の記録。
番外編で、カリフォルニア州サンノゼ(いわゆるシリコンバレー)にあるIntel博物館に関連してのまとめ。
インテル博物館とは
カリフォルニア州サンタクララ郡サンノゼ(San Jose)にあるIntel本社の建屋(Robert Noyce Building)の一角にインテル博物館がある。どうせ見学するなら予習しておこう。
場所:2200 Mission College Blvd, Santa Clara, CA 95054
時間:9:00~17:00 (月~金)
入館料金:無料
電話:408-765-5050
email:museum@intel.com
COVID-19でしばらく閉館していたが2023年2月から再開した。小中学校の社会科見学も来る場所で、タイミングがかち合うと正直うざい。ガイド付きのグループツアーを事前に申し込むことも出来るが、個人で自分のペースで徘徊する分にはいつでも入館可能でお気軽。入り口が少し分かりにくい。Intel本社ビルの訪問客用駐車場を無料で利用可。写真撮影自由。Intelグッズのある売店は9:30~17:00となっているが、早く閉店することもあるので売店も目当てなら早めの訪問がお勧め。Intelの入門証(通称WWIDバッジ)があると割引が効く。
展示内容
インテル創業から黎明期の歴史(★)
半導体の動作原理(☆☆)
半導体チップの小ささ(☆☆)
ムーアの法則(☆☆)
半導体製造プロセス、300mmインゴット(☆☆)
半導体工場、クリーンルーム(☆☆)
ロバート・ノイス(★)
(入り口から反時計回りが一般的な順路)ウチの社の出張者なら(☆☆)は基礎教養であって欲しいが、社内教育では教えてないだろうなぁと思いつつ、俺的に見所は2カ所(★)。
予習してからいく(復習も可)
Intel博物館のレビューを博物館の展示には書かれていない情報まで盛り込んでくれている福田氏の記事があるので、これを読むのがオススメ。福田氏以外のレビューはオマケ。
もうちょっと詳しく知りたい方には・・・Intelの創業と日本の半導体の黎明期はかなり密接だ。なので個人的には1991年放送のNHKスペシャル「電子立国 日本の自叙伝」の履修を勧めたいところだ。でも、この番組は全6回で500分近いので、一挙見には体力が要る。
ちょっと変わったIntel史を見つけた。これも福田氏の記事。Intelの黎明期を決算報告書でトレースする試み。企画上、お金の話が多めなので退屈気味だがベンチャーとして始まったIntelがなんやかんやで成長していく様を数字で見ることができる。
Intel博物館にはあまり詳しく展示さていないが、メモリメーカだった同社がプロセッサメーカになるきっかけを作ったのは間違いなく4004。そして4004といえば嶋正利氏。Intelとこの日本人の関係を本人目線で読むことができる。
Intelと縁のあるサンノゼロケーションに関して、シリコンバレーのIntelの建物をIntel史として追ってみた。
俺のインテル博物館FB記事(訪問記)
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