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#2 "毎日ひとつ"の心がけで、誰でも片付け上手になれます
整理収納アドバイザーの井上ヒロです。
"毎日なにかひとつ片付けよう" というシンプルなコンセプトを基に、誰でも無理なく続けられる片付けのヒントを日々配信しています。
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■ 片付けを始める前にお伝えしたいこと
お片付けをする上で最初に頭に入れておいて頂きたい重要ポイントがあります。それは、「整理」と「収納」はベツモノだということです。ここをゴチャゴチャにすると、何度片付けてもリバウンド…といった悪循環に必ず陥ります。
整理収納アドバイザーの教科書も「整理編」と「収納編」に分かれているくらい、ココは重要なポイントなのです。
『整理』というのは、いるものといらないものを分けて不要品を取り除く作業のこと、『収納』はそれらに定位置を与える作業のこと。100円ショップで収納グッズを買いに走っても思うように片付かないのは、整理をせずにいきなり収納をしようとしているからです。
■「整理」と「収納」はベツモノ
■「整理」はモノと向き合って必要なモノを残す作業
■「収納」はそれらに定位置を与える作業
■「収納」からいきなりやってもうまくいかない
余談ですが、整理収納アドバイザーにも整理が得意な先生と、収納が得意な先生がいます。例えば、ときめくお片付けで有名なコンマリこと近藤麻理恵さんは整理寄り(ときめくかどうかでモノと向き合う)、収納王子コジマジックさんは収納寄りのDIY等が得意な先生ですね。
■ なにから始めたら良いのか
片付けマニュアルの中には「まず全部出すこと」と書かれている本が少なくありません。モノの全体量を把握する意味でも全部出してみるという事はとても大切なのですが、上で説明した通り収納だけやっても意味がないので、「全部出し」をした後はひとつひとつのモノとしっかり向き合う必要があります。
うん…、それってけっこうなエネルギーと時間を要しますよね。
例えば散らかった引き出しがひとつあったとして、
1、新聞紙を広げてそこに引き出しの中身を全部出す
2、モノと向き合い、いるモノといらないモノに分ける
3、分類して引き出しを区切って収納する
という作業を行うのには、膨大な時間と体力が必要です。私だったら休日じゃないととても無理です。
そこで、私は「毎日なにかひとつ片付ける」という方法を推奨しています。引き出し丸ごと片付けるのは休日でないと無理だけど、ペン一本なら今日でも出来ます。
その「できる!できた!」のプチスッキリ体験が、片付け上手への第一歩だと思っています。
何もしなければゼロだけど、毎日ひとつ処理していけば1週間で7つ、1年で365個のモヤモヤが晴れます。そして、休日ドカンと片付けたくなった時も、日頃から小さなモノと向き合うレッスンをしていれば簡単に片付けスイッチをONにできます。
■ 毎日ひとつ片付ける、の積み重ねが意識を変える
■ モノと向き合うクセがつく
昨日のおさらいになりますが片付けるというのは、片を付けること(気になっていたモノと向き合ってケリを付けること)です。
さ、今すぐ目の前のペンを手に取って「自分にとってコレは必要かな?」と考えてみましょう。冷蔵庫をあけて古い調味料を1つ捨てるのでも良いですし、読みかけの本を読み終える、でも良いです。
小さな事で大丈夫。今日もできたと自分を褒めてあげることが何より大切なので。
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明日は「モノと向き合うコツ」をお届けします。
ぜひ、フォロー(お気に入り登録)をしていただいて、暮らしの中のエッセンスとしてお役立て頂ければうれしく思います。
整理収納アドバイザー 井上ヒロ
これは「整理編・収納編」と分かれてはいないのですが、整理収納アドバイザーの公式テキストはAmazonでも買えます。
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