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これまでのキャリアの振り返り

こんにちは!
経理コミュニティ"UP!経理"のイベントでアドベントカレンダーを書くことになり、今回はこまつが担当します!昨日12/1の記事はこちら↓

何を書こうかずっと悩んでたんですが、
2月で私が30歳になるのと、キャリアとして大手3.5年、ベンチャー約3年と、人生もキャリアも区切りが良いので、大手とベンチャーを比較してのほほんとキャリアを振り返ってみようかなと思います!

略歴


① 大手電機メーカー・・・3年半
② エンタメ系ベンチャー・・・1年半
③ 某ベンチャー・・・1年
④ 某ベンチャー・・・半年(現職)

なぜ大手からベンチャーに転職したか?


詳細は以前にインタビューいただいたので、良ければご覧ください!

(この頃は間食してばかりで顔がパンパンです…😳)

ざっくりご説明しますと、
 ① 会計を武器にして経営に関わってみたい!
 ② ゆくゆくはCFOになりたい!
 ③ なんとなく大手の仕事に(ちょっと)飽きた🫠
が主な理由でした。

大手の時は管理会計を担当していました。
システムに乗り切らない特殊な処理やシステムエラーの補正を入れて決算を締めて、予算部隊が作ってくれた予算と比較して役員向けの説明資料を作って報告する。
 …という毎日を過ごしていました。
もちろん、新商品や新商流が出ると会計処理を考えることもありましたが、どちらかというと、担当製品や担当部門の事業部の方に詳しくなって、ロジカルに説明できることがメイン業務でした。
財務会計の分野の実務経験を積みたい、ゆくゆくは経営に携わって、CFOになりたいと思うようになりました。

あとは、毎月同じような処理を繰り返す毎日になんとなく不安感とつまらなさを感じていたのも理由の半分です笑

ベンチャーに入ってみて

仕訳って自分で入れるんだ!
…と思ったのが最初の感想でした。
 大手では100種類以上のシステムが連携し合って、自動で仕訳が計上されていました。
初めて売掛金を計上した時にドキドキしたのを思い出します笑
(大手だと売掛金の計上は専門部隊しかできなかったので…笑)

社内会計士の方も多く在籍していたので、わからない処理はすぐ検討できる環境もとても勉強になりました。
知識が豊富なだけでなく、人柄もとても温厚で、事業部の方からも信頼されるマネージャーと仕事ができた環境も、急成長のベンチャーならではの特長でした!
上場達成も経験することができ、大変なこともありましたが経理として大きな学びを得ることができました。

大手の良いところ


① 社会人としての基礎が学べる
 後述しますが、社会人としての様々な基礎能力を教えてもらいました。
 OJTのトレーナーの方が本当に丁寧に教えてくださり、大手ならではの優位性だなと感じています。
② 会社を回す仕組みを経験できる
 ベンチャーに入って思うのは、大きな会社のビジネスモデルは本当にすごいということです。上場準備や内部統制の仕事をしている時に、大手の時はどんな仕組みでやっていたかな?と逆算して考えることができるようになりました。
③ 福利厚生がすごく良い
 これは勝てないですね。笑
 家賃補助や、退職金や、色々な手当など・・・
 辞めた後にありがたみを感じることもありました。

ベンチャーの良いところ


① やる気があれば何でもやらせてくれる
 経理業務にも「決算や税務や開示」など多岐にわたりますが、やる気があれば色々と経験させてくれるところがほとんどだと思います。
 経理だけでなく、財務や経営企画、労務や総務、法務なんかも経験されている方も多いと思います。
② 経営を間近で見ることができる
 急成長なベンチャーでは、事業がピボットすることも多いです!
 どういう意思決定で事業を立ち上げたり、閉じたりするのか、目の前で見ることができるのは、とても勉強になります。
③ スキルがあれば年収はいくらでも上げられる
 月次決算が一人で締められる。開示ができる。M&Aの仲介ができる。
 …など、スキルがあれば副業や独立してフリーランスで働いている知り合いもいます。
 複数社の経理を掛け持ちされている方もいるので、単純な年収では大手に勝てなくても、大手の方以上に収入がある方は沢山いらっしゃる気がします。
 これが、世に言う「個人の名前で働くことができる」状態なのかなとも思います。

1stキャリアが大手で良かったと思うこと

 よく、大手vsベンチャーという形で、対立されている記事も見ますが、
ベンチャーのお客さんが大手だったり、投資元が大手だったり、実はどちらも持ちつ持たれつで共生している気がしています。

 実際のところ、自分も1社目が大手で良かったなと感じることも多く、具体的には、OJTなどを通して以下のスキルを身に着けさせてくれたのが大きいです。

① ロジカルシンキング:会社取引から会計処理を検討する力がついた
 「この業務はなぜ必要なのか?」
 「より効率良く処理するにはどうしたら良いのか?」
 「この業務がなくなったらどう影響するのか?」
を考えるように教え込まれたのですが、その思考法は今でも活きています!
② プレゼン能力:会計知識のない人にわかりやすく説明する力がついた
 そもそも私のいた部署は、商学部出身者や会計士保有者の方が少ない環境だったため、簿記や会計知識のない人に業務を教える力を身につけることができました。
 事業部の方に身近なワードや例えを用いる工夫は、今でも意識して行っています。
③ コミュニケーション力:社内外の人に協力してもらえる力がついた
 「この仕事を進めるには誰に協力してもらうのが良いか?」
 「その人にはどんな言い方をする方が良いか?」
 …など、社内の調整も大きな学びでした。
 必要以上の社内政治や根回しは不要だと思いますが、ある程度はベンチャーであっても重要だなと、最近は特に感じています。

これまでのキャリアを振り返ってみて 

大手とベンチャーをそれぞれ約3年経験してみて、
どの会社の経験もいまに活きているなと感じています。
どの会社に入ったことも、辞めたことも後悔はしていないです。
(ここには書けないことも色々経験したので、もし聞いていただける方がいたらお会いした際にお話させてください笑)

大手の同期の話を聞いていると、みんなちゃんと出世しているなあと感じます。単純な年収の比較だと、1.5倍くらいもらっている同期もいたりします。大手でキャリアを積むなら、1社に長く居て出世していくのが王道だと思います。

一方で、ベンチャーの友人であっても、副業をしたり、役員に就任されたりと人によって大手の方以上に収入を貰っている方もいます。

大手は安定、ベンチャーはやりがい・・・
みたいな単純な二元論には疑問を感じるので、大手でキャリアを積むのか、ベンチャーでキャリアを積むのかは、その先のキャリア観で決められるのが一番なのかなと思います。
(私も色々迷ってばかりですが…)

もし、転職やキャリアについてご相談されたい方は、優秀なエージェントがいるJAPAN FASにぜひご相談ください!# 宣伝
(私はJAPAN FASの社員ではありません笑)https://www.wantedly.com/companies/company_4720845/post_articles/527583

最後までお読みいただきありがとうございます!


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