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人間って

ノートブログ書き初めて1035日目に成りました。
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友人のお母さんが、99歳で此の世を去られたと言うメールが来た。
彼は、一人息子。最後は自分が看取ると連絡があった。
みんなそんな時を迎えているんだな。
悲しくは無い。親を粛々とあの世に送り出す。
そんな、感慨深いメールであった。

人間の死、親は私達に死に様を見せてくれる。
一番近い人である、
親がどれほどの者なのか、
その生き様と、その死に様。
私はどんな死に様にしようか。
子供は親の背中を見て育つ。
死もその先が伝えられるなら
自分の思うままに、死をコーディネート出来るものなら、自分の死に様をコーディネートしてみるのは
いかがなものだろう。
近頃そんな事を考えて、いる。
自分の死を面と向かってこの世に伝えた人は
世界広しといえど
未だかつて居ないはずだ。

私は可成り変わった人種である。
死の実況中継なんて、面白いかも、しれないな。

蓮の花。
如何にも此の蓮の花の上に
乗っている、仏様を想像した、かつての仏師達の
想像力は素晴らしい。
こんな大きな蓮の花は東寺の宝殿の周りの
蓮の池の物である。
蓮の葉も見事な物だが、此の蓮池に寄ると、
芳しい香りに包まれる。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の一節を思い出す。

今日一日が皆様にとってキラキラした穏やかな一日でありますように。

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