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悪口をいうと。。。

 「悪口」はずばり依存症です[1]。悪口を言うことを大脳が欲しているのです。私も「悪口」をよく言っていたのでよくわかります。「悪口」は聞いていて気持ちがよくないため、家族によくたしなめられました。
 若い頃、妻の愚痴を母親に話したら、妻に嫌がられました。今思うと大変恥ずかしく、情けない思いをです。どうにかしないといけないと思っていました。
 自分の劣等感(うまくいかないこと)から、周りの人の悪口を言って優越感を感じていたようです。劣等感を癒すために、悪口を言うことで快楽ホルモンの「ドーパミン[2]」を出していたのです。これは脳が快感を欲しているためです。今の自分を受け入れられず、自分をどうすることもできない時に「悪口」をよく言います。

 パートナー、親、兄弟、子供、親戚、同僚、上司、会社、社会、日本、世界の悪口を言って快楽を感じる人が多いですよね。特に飲み会で上司の愚痴をよく耳にしました。今はあまりない飲み会。皆さんはどうしていますか。

 実は、快楽ホルモンのドーパミンとともに、ストレスホルモンの「コルチゾール[3]」も放出されます。その結果、高血圧になることがあります。悪口をいうことで、自分の健康を害するのです。

 「あの人はよく悪口を言う人だ」とレッテルを貼られると、悪感情が周りに伝染するようです。逆に、いつ自分も悪口を言われるかもしれないと思われ、人から信用されなくなります。

 悪口を言わないようにするためには、自分の自己肯定感を高めるように脳を変えることが必要なんだそうです。年齢を重ねると難しいですが、自己肯定感を増大させるために、一つ一つ前進し、それを噛みしめて「よく頑張った」と感じる必要があります。

参考資料
[1]よく悪口を言う人ほど「不幸になる」科学的根拠

[2]ドーパミン

[3]コルチゾール



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