はじめての機能安全(その7)
7. ハザード分析とリスク評価方法 7.1 ハザードの識別、分類、評価
機能安全では、製品やシステムに潜む危険な状態(注1)を特定し、リスクを軽減する対策を検討するためハザード分析とリスク評価を行います。この章では、ハザードの識別、分類、評価、その後のリスクの評価について説明します。
注1:JIS C 0508-4の用語の定義によると、ハザードとは、「危害の潜在的な源」とされています。潜むとは発現されていないということを指します。危険が発生する可能性のある要因のことです。