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雪の断章(読書記録用)

マルシャークの童話「森は生きている」を軸として
雪の街を舞台に描かれるミステリー小説。

佐々木丸美という著者はすでに他界しているようで、1975年に発表された元文のまま重版されている。

私がこの本に出会ったのは
12月。雪が降る頃…といえば降る頃だろう。
都内ではなかなか雪など見ないのだけれど。

タイトルに惹かれ購入し
そのまま積読本として本棚へ。
年明けと同時に読み始め…
先程読了した。

電車内で読み終わり
ひと目も憚らず泣いた。ポロポロと涙が溢れた。

私は…史郎に会いたかったと心底思う。

今年の一冊目。

いい作品でした。
今も愛される意味が分かる。



甘く切ない恋模様、
いや…切なすぎる心模様。


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