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阿修羅像は赤かった!

興福寺の阿修羅像と言えば!

興福寺の阿修羅像というと皆さんはどんなイメージですか?
実は!ということで、今日は、
光文社新書 小林泰三著 「誤解だらけの日本美術」を読みましたということで、ご紹介!
目からウロコ本。

初版は2015年9月20日発行ですので、8年ほど前の発行。
前回ご紹介した「日本の国宝、最初はこんな色だった」が2008年の発行ですので、7年後になりますね。
こちらも衝撃!!!!

前回は、奈良の大仏様が金色に輝いていましたが、今回は、興福寺の阿修羅像の色が変わります!

今回は、阿修羅像以外に風神雷神図屏風やキトラ古墳
銀閣寺など。

教科書や何かで見たことのある美術品が、デジタルの力で色鮮やかに蘇る。

時を経て、今見ることができる姿の方が、もちろん馴染みが深くて、趣も深いかもしれませんが、完成した時、どんな姿をしていたかを知ることは、決して損じゃないと思います。

図版はやっぱり新書サイズということもあり、少し小さいですが。
コレは、我慢。
ただ思わず拡大したくなります!
今なら、デジタル書籍向きかもしれませんね

この本、もしかして絶版?かもですが、まだ手に入りそうなので、興味を持ってくれた方は、是非!

また、今だとデジタルの進歩によって更に精緻な復元やCGもできそうですよね。


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