独立自尊の主義　｜修身要領（福沢諭吉の言葉）（1）

こんばんは📚

最近「修身要領」という本に出会いました。きっかけは忘れていまいました。

　これは慶應義塾において、福沢の塾生に対する言葉を２９箇条に編纂した、大変短い、がしかし福沢の主義がよくわかる本です。
　大学生や、社会人1年目になろうとしている方達におすすめしたい内容です。

何回かのシリーズで言葉をご紹介していきたいと思います。

（第一条）
　人は人たるの品位を進め、智徳を研き、ますます其光輝を発揚するを以て、
本分と為さざる可らず。吾党の男女は、独立自尊の主義を以て修身処世の要領と為し、之を服膺して、人たるの本分を全うす可きものなり。

修身要領（慶應義塾）

中でも「独立自尊」という言葉は「修身要領」の中で何度もでてきます。

　独立自尊とは、自らの主義主張を持ち、そして自己肯定感を持った状態でのみ発現できる姿なのだろうと思います。
　福沢は塾生に対して「お上頼み」ではなく、自らを研鑽することで自分に自信を持たせようと考えたのでしょうね。

ではまた！