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孫子の兵法

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#読書感想文

中国古典📚|「水」シリーズ

 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と…

孫子の兵法はなぜ読み継がれるのか?

 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いています。自分と…

「君主論」に学ぶ 運命との付き合い方

 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いて、自分と組織の…

【書評】HARD THINGS 〜修羅場に立ち向かう

方法論なんてない。 著者はネットスケープを生み出したSGIのCEO、ベン・ホロヴィッツ。 ネット…

チームビルディング|チームエンゲージメントを高める

 こんばんは。中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長に役立つ記事を書いて自分、組織の成…

【習慣化】モチベーションに頼らない 〜孫子的考察

モチベーションを上げようと努力せず仕組みに頼る 中国古典を中心に日々の組織運営、自己成長…

吾の以って待つあることを恃(たの)む (孫子の兵法 九変篇)

兵を用うるの法は、その来らざるを恃むことなく、吾の以って待つあることを恃むなり。 その攻めざるを恃むことなく、吾の攻むべからざる所あるを恃むなり。 (意味)戦いにおいて、敵の来襲がないことに期待をかけるのではなく、敵に来襲を断念させるような、我が備えを頼みとするのである。 敵の攻撃がないことに期待をかけるのではなく、敵に攻撃の隙を与えないような、我が守りを頼みとするのである。 現代社会にも当てはまる 現代の経営においては、周辺環境が好転することを待つ姿勢ではなく、あらゆる

智者の慮は必ず利害に雑(まじ)う (孫子の兵法 九変篇)

(意味)智者は必ず利益と損失の両面から物事を考える。 ものごとの利と害の両側面 世のあら…

将、九変の利に通ずれば、兵を用ちうるを知る。

将、九変の利に通ずれば、兵を用うるを知る。 将、九変の利に通ぜざれば、地形を知るといえど…

“OODA“ に「孫子の兵法」をみる

孫子の兵法はOODAに活用できる! 前回の記事で述べた通り、OODAにもPDCAループが含まれており…

百戦百勝は善の善なる者にあらざるなり。戦わずして人の兵を屈するは、善の善なる者な…

(意味) 全ての戦いに勝とうとするのは将のあるべき姿ではない。戦わずに相手に勝つのが最善…

一に曰わく道、二に曰わく天、三に曰わく地、四に曰わく将、五に曰わく法 (孫子の兵…

(解説)計篇はその名の通り、戦いの計画に関する章です。そしてこの言葉は、 兵を導くときに…

臨機応変な戦略と兵士の心理(孫子の兵法 九地篇のまとめ)

こんにちは。 この note には、中国古典の言葉とその意味、現代組織マネジメントへの応用を主…

九地の変に応じた戦い方 (孫子の兵法 九地篇)

兵の心理  孫子は土地の情勢による敵の攻め方の定石、パターンから戦術を提示する一方で、 自軍の兵士たちの心理を冷静に見極め、巧みに操るための策まで提示しているのです。  何度か過去の記事でも取り上げましたが、戦を現場で行うのは兵士であり、その心理心情が戦の勝敗を大きく左右することを熟知していたのでしょう。これも現代の状況と何ら変わらないので、孫子の兵法は面白くて役に立ちます。 状況に応じた市場への参入という考え方 孫子が「九地」というフレームワークを用いたように、現代