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ノウフク連携と福祉支援にかける想い

障がい者の就労支援事業所が農家と連携をして双方の課題解決に取り組むノウフク連携が全国各地でも広がりを見せています。北海道森町でも、長ネギやビート播種(種まき)が開始しました。播種から約2週間後には発芽、そこからは徹底した温度管理が求められる。ハウス内の温度を20度に保つために、外気温や風向き日照りと向き合いながら新芽を大切に育てる。


暑いのか寒いのか、水分が多いのか少ないのか…新芽の「声なき声」を感じて農作物に関わる姿は洞察力が求められる福祉支援に似ているものがある。
昨今、障がい者の尊厳や自己決定権が問われている記事を見かけると、同じ福祉職員として悲しい気持ちになる。一人ひとりの時間軸を大切にしながら、少数派の尊厳を守るために、日々もがきながら良い環境を作ろうとしている福祉職員も多くいることは知っておいてほしい。

北海道の大きな包容力は少数派を排除せず、ノウフク連携が新しい時代を切り開くことを信じて「声なき声」に耳を傾け支援を続けていきたい。

#ノウフク連携
#障がい者
#農業
#北海道森町

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