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障がい者の結婚と育児についてどう支える

障がい者の選択肢

AとBを選択する経験がそもそも無いのに

結婚と育児の選択肢を選択させることは、とてもハードルの高いことです。

サラダが食卓に出た時、マヨネーズをかけるかドレッシングをかけるか、または冷蔵庫開けてみて今日は違う味でサラダを食べようとする選択肢があるけど、施設入所の障がい者はほとんどこれらの選択肢は無いんです。冷蔵庫を開けようとした時は「問題行為だ!対策考えるために、百均行って子供用のガード買ってこよう」そんな流れになります。

朝の忙しい時間、職員は20名ほどの食事や服薬など凄く大変な時間を過ごします。仕事だからしょうがないと言われたらそれまでだけど…
忙しさに追われて、マヨネーズとドレッシングどっちにするなんて聞く余裕は今の福祉現場には無いと思う。

今回問題になっている障がい者の結婚と育児について
現場レベルで出来ることは何かともう一度考えた時、時間はかかるかもしれませんが、

小さな選択肢の経験を積み重ねる

この事に尽きるので無いかと思います。

健常者ですら、子育て出来ていない社会環境になっている。周囲がいかにサポート出来る環境をつくり
選択肢のある育児環境が社会全体に求められてる問題だと感じます。

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