【2020 J1 第8節】ベガルタ仙台vs横浜F・マリノス ゆるれびゅ~
1.はじめに
裸の王様がユアスタに乗り込みます。今回のファッションモンスターはベガルタ仙台。マリノスへどのような生地(対策)を見繕ってくるでしょうか。今度こそオシャレにキメたいところ。ランウェイでのバトル開始です!!
2.スタメン
■ベガルタ仙台
・4-3-3の布陣
・アピアタウィアがJリーグデビュー
・吉野が中盤に入る
■横浜F・マリノス
・4-2-1-3の布陣
・松原がセンターバックで先発
・渓太移籍後の左ウイングには仙頭が入る
3.仙台が前半に織った生地
■最初の生地は透明度低め
・待ち合わせ場所はセンターサークルあたり
・畠中や松原への圧力は緩め
・マリノス夏の大三角形は、仙台も三角形で捕まえる
・両翼は外へ羽ばたいて風を起こす
仙台が織ってきた生地。「またスッケスケにされるんでしょ?」と思ってたら、割りと透明度低め。畠中や松原のパレードを阻害する意識はあまりなかったです。待ち合わせ場所もセンターサークル付近と、結構後ろ寄りでしたね。
しかし、中盤の前進は許しません。この3人は全力で服を脱がせにかかります。
関口「お前も裸の王様にしてやろうか?」
椎橋「オシャレになんかさせるもんか!」
吉野「お前らには民衆の笑い者になってもらう!」
何としてもこちらに恥をかかせたいようですね。怖い怖い…
また、仙台の両翼はパタパタと飛び立ちます。ターゲットは小池とティーラトン。ものすごい風で服を脱がせにかかります。
■オシャレに振る舞えたかどうか
仙台が6人の監視員を雇い、マリノスは7人の王様を抱える。この構図が基本なので、中々服を脱がせられない仙台。人数不足は辛いです…
左図は、扇原が行き過ぎたオシャレをしてしまったため、相手にちょいブス判定を食らったシーン。右図は、全力で脱がせにくるのを利用してランウェイを闊歩した場面になります。
扇原「あ~れ~、お殿様、お許しを~」
椎橋「よいではないか、よいではないか!」
扇原(「おうおう、いい感じに引っ掛かってくれてるじゃねえか。これでランウェイがガラ空きよ」)
喜田「この花道は俺のものだ!!」
実に神々しい歩みでしたよね。喜田さんマジ尊い…前半はこんな具合に舞台を掌握。生地も透明度が低いから恥ずかしくない!相手を圧倒できていました。
4.空いた玉座には誰が座る?
【POINT】
空いた玉座(敵陣中央のスペース)に誰が座るか
気の利くエジガル王は、他の王さまをかばいにくることがありました。
エジガル「啓矢が裸になるのは忍びない。俺が隠す!」
仙頭「ありがとうエジガル!これでもう恥ずかしくない」
自分の裸は晒されてもいい。けど、味方のは我慢ならない。エジガル、なんていいやつなんだ...
しかし、これには代償も。彼はマリノスの最前線、いわば玉座に君臨する王。そこを離れるということは、一番大事なところが不在になるということでもあります。 左図ではティーラトンが入って活用してましたが、右図は誰も近寄っていません。これだと怖くないですよね?
それを嫌ったボスは、なるべくエジガルを玉座に座らせるため、大津に代えたのだと思います。彼も堂々としてますからね。裸一貫でも立派に戦ってくれます。さすが社長!!
5.後半はスッケスケな生地を織った仙台
■全力でマリノスをオシャレから遠ざける
【POINT】
後半開始直後から、畠中や松原まで服を脱がせにかかる
前半とは打って変わり、後半は一気に透明度を上げた仙台。
長沢「今度の生地はよくできてますよ。さあ!さあ!」
関口「王様たち、これを着てパレードしちゃいましょうよ!」
畠中「営業の押しが強いんじゃ~」(CV.ノブ)
まずい!これでは童話通りになってしまう。そんなのは嫌だ。マリノスはファッションリーダーであるべきなんだ!
必死に抗いますが、前半より素っ裸にされたマリノス選手たち。裸の王様卒業はもう少しかかりそうです...
■前後半でオシャレ度を比べてみよう
・前半は畠中、松原、喜田、扇原の四角関係が中央で目立つ
・後半になってティーラトンと大津カップルが誕生
前半は中央で濃い矢印が多め。特に畠中、松原、喜田、扇原はそれぞれに向いており、四角関係の様相を呈しています。
また、扇原から天野への愛情も濃いめ。ランウェイ(フィールド)中央を闊歩していたことがよくわかります。
しかし、後半は打って変わって端の方が色濃くなってしまう。ティーラトンと大津カップルが誕生するほど、互いの矢印が大きくて濃いです。これが象徴してますが、今度はランウェイ外側をとぼとぼ歩かされていたことが伺えます。
前半はいいファッションショーでしたが、後半は奇抜すぎて受け入れてもらえなかったようですね。オシャレへの道は長い...
6.スタッツ
■sofascore
■SPAIA
■トラッキングデータ
7.おわりに
今回のファッションショー、如何でしたでしょうか?前半は満足な内容。後半も出だしはちょっとおブスでしたが、それ以降巻き返せたように思います。最近の試合に比べて、中々いい服を着られたはず。それを確固たる自信にするためにも、勝利をもぎとれてよかったと思います。
さて、次回は裸の王様たちが凱旋。ホームで柏を迎え撃ちます。ネルシーニョ監督もこちらを丸裸にする系男子なので要注意です。次回も裸一貫からスタート。オシャレにキメちゃいますよー!!
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