【2020 J1 第7節】コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス ゆるれびゅ~
1.はじめに
さて、昨年失った記憶を取り戻しに行きましょう!意気揚々と臨んだマリノス戦士たち。そう、黒歴史である合コン大敗北を克服するのは今なのです!幹事ミシャはどのような策でくるでしょうか。互いに繰り広げられた駆け引きを見ていきましょう。
2.スタメン
■コンサドーレ札幌
・フォーメーションなんてただの電話番号なんです。偉いひとにはそれがわからんのですよ
・鈴木武蔵、福森という中心選手がベンチ外
■横浜F・マリノス
・4-2-1-3の布陣
・仲川、チアゴ、マルコス、エリキがベンチ外(恐らく負傷)
・天純久々の先発
3.恋の伝道師ミシャ
・チャナティップと駒井はナンパ
・菅と高嶺は遠距離恋愛
・残りはマッチングアプリを使って相手を決める
・相手がグイグイこない場合は、あえて引く
恋の伝道師ミシャは、対マリノス男子攻略用の策をもって試合に臨みました。
最前線にいるチャナティップと駒井には、特定の相手を決めず、「お前たちは状況に応じて好みの相手を捕まえてこい」と伝える。
チャナティップ「俺ら、立派なナンパ師になれるかな?」
駒井「大丈夫だって、ちっちゃくてもかわいい路線で攻められるんだぜ♪」
相手をキュンっとさせるような仕草で、畠中や槙人に迫ります。
次に、菅と高嶺を呼び出す。「お前たちは遠距離恋愛だ。相手との距離はあるが、うまく心を通わせてやれよ」
菅「あぁ...愛しの健様までなんと遠い...これも愛の試練なのね」
高嶺「なーに、ずっと会えない訳じゃないさ。いいタイミングでアタックしようぜ」
2人は距離の詰め方が抜群にうまかったです。ボールが入りそうになったタイミングで、意中の相手をゲットしてました。
最後に、残りの選手たちはしっかり相手を見つけて密着。「マッチングアプリ使って相手探しといたから。あとはよろしくねー」選手たちに突然の宣告。
荒野「俺、そういうの(試合)久しぶりだから不安だな...」
宮澤「大丈夫だって。ストーカーと間違われるくらいしつこくアプローチすればイチコロさ」
ストーカーは犯罪なので絶対にやめましょう。しかし、それと見紛うくらいしつこく迫る札幌の選手たち。狙った獲物は逃がしません。
4.懐かしのバレンタイン大作戦
・まず義理チョコ部隊が相手にアタック
・次に本命チョコ部隊が1歩遅れてアタック
札幌の攻撃は懐かしのバレンタイン大作戦。まず、義理チョコ部隊である駒井やチャナティップがマリノスディフェンス陣へアタック!これにたじろいでる間に本命チョコ部隊のご登場。彼らはマリノス守備陣を尻目に、ゴール目がけてまっしぐら。中野や荒野が落とすこと(得点)を狙います。
しかし義理チョコだと侮るなかれ。ひっそり呼び出して1対1の状況を作る。背後から突然「だーれだ」と冗談を交えて驚かす。「本命か!?」と思わせるほどの役者っぷりでした。これにはみんなメロメロ。彼らにゴールを陥落させられそうにもなりましたよね...
【POINT】
相手の気を引いといて、やっぱあげなーい!
彼らは釣り師としても一流でした。
荒野&中野「あーん...やっぱあーげない!」
甘い誘惑を仕掛けて喜田と扇原を引っ張り出します。しかしそれは罠。そっぽを向かれ、荒野や中野は本命へまっしぐら。あの手この手で純朴なマリノス男子を揺さぶります。
5.草食系男子、肉食系女子に食われる
・相手からのアプローチを遠慮すると、グイグイくるようになる
・こちらが落ちそうになったとき、既に相手は目の前にいる
・ディフェンダーは恥ずかしがりやなので、アプローチに失敗すると逃げちゃう
札幌の選手たちはみんな肉食系。グイグイアプローチにきます。
扇原「ちょっ...まだそういうの早いって...」
喜田「俺、恋愛とか今はいいから...」
それに億劫な草食系男子たち。しかし、引けば引くほど札幌の選手たちは燃え上がります。相手が引いた分距離を詰めていく。これは草食系男子たちにとって刺激が強すぎる。
こちらがクラっとした頃にはもう手遅れ。相手はこちらのハート(ゴール)の近くまで迫っています。この状況でアタックを受けるのです。普段より何倍も危険ですよね?
しかも、うちの子たちは恥ずかしがりやでもあります。こちらのアタックに失敗すると、すぐ自陣に引っ込んじゃう。高い位置にいる相手。引っ込んじゃう自分たち。この合コン、どちらが優勢かおわかりですよね?恋もサッカーも、積極さが大事なのかもしれません。
6.ストーカー撃退方法
相手にストーキングされてたマリノス男子たち。これを撃退するにはどうすればよかったのでしょうか?
【POINT】
ストーキングされるなら交番まで誘導しちゃう
ずーっとついてくるなら交番(相手ゴール)まで誘導しちゃいましょう。こうすることで、「あれ?この道交番なかったっけ?やばっ!?」と感じた相手は手を引くかもしれません。そうじゃなくても、今度はこちらがイニチアシブを握っている状態に。やはり積極性は大事みたいですね。
■フリーダム小池
小池は交番誘導をナチュラルにやっていました。自由に動く彼にルーカスは目を回す。こちらへのアタックに時間がかかるほど、自陣に戻されてしまいました。これは天然なのかもしれません。小池、恐ろしや...
■相手を振り回す恋愛上手
【POINT】
相手を振り回して空いたところに別の誰かが入る
ついてくるのなら、散々に振り回してあげちゃうのも効果的です。
小池「ちょっとあっち行こうかなー」
荒野「待ってよー」
扇原「お、真ん中空いたな。そこ使わせてもらうわ」
松原「ほーら、こっち行っちゃうよー」
駒井「そこはダメー!」
水沼「隙間からひょっこりはん」
こんな具合で、水沼がひょっこりひょうたん島になりました。こちらについてくるというのは、裏返せば自由に動かせることでもある。頭を使った理知的なプレーでしたねぇ。
7.スタッツ
■sofascore
■SPAIA
■トラッキングデータ
8.おわりに
うん、また手酷くフラれたよ( ノД`)...どちらが狂暴な肉食かわからされましたね。実に手強いストーカーたちだった...
ちょっとマリノス選手たちは消極的なのかもしれません。相手が猛烈なアプローチをしているのに、そこから逃げちゃう。男ならドーンと受け止めましょうよ!昨季はそれができていました。恋愛テクニック(サッカー戦術)もあるかもですが、そもそもの気構えで負けてるなと。
失った自信を取り戻すべく、次戦の仙台はぜひ、勝点をお持ち帰りしちゃいましょう!!