新興国ビジネス事例研究 各事例からの学び - 3/3
ベトナム ゲスト⑨:荒島由也さん(スターキッチン)
何故ベトナム?:伸びる市場×ギラつき感
まず、成長する市場の中で、無いものをやろうと考えた。まずはアジアに絞ろうと考えた時、韓国、台湾は既にある程度発展しているのでそれ以外の国でどこが良いかと考えた。ラオス、カンボジア、ミャンマー、ベトナムなどを回った結果、最もギラつき感(成長意欲、向上心)を感じたベトナムに決定。
どんなビジネス?:クッキングスタジオ
友人との会話(週末のアクティビティがFacebook、カフェ)の中で、ベトナムは趣味の選択肢が限られる状況にあると感じた。また、別の友人との会話でヨガが趣味という話を聞いて、ベトナムのマーケット層(所得階層)に幅を感じた。今は数として少なくても、これから自己承認欲求、自己実現欲求(趣味への自己投資)を求めるベトナム人は増えるのではないかと考えた。また、それを実現できそうなビジネスとして、日本人としての強みを生かし、当時競合の少なかったクッキングスタジオ(料理教室)を選んだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?