新興国ビジネス事例研究 各事例からの学び - 1/3
中国 ゲスト①:赤井田真希さん(ユニクロ上海店元店長)
中国でビジネス展開する際の定石:成功パターンを作る
①大都市(北京、上海など)に複数店舗を集中して出店。認知度向上を狙う
②「日本発」を活かしてブランドを作る。価格競争をしてはダメ。ユニクロの場合は「高品質カジュアル」を訴求し、日本よりも若干高いぐらいの料金設定をしている。
③ブランドが確立(成功モデルの構築)できてからは一級都市に一気呵成に店舗展開し、市場を広げる。ブランドの確立(成功モデルの模索、構築)、人材育成(特にマネジメントを担える現地人材の教育)が鍵。
※ユニクロも、初期はかなり苦戦を強いられ、一時は中国での展開規模を縮小した。「郷に入っては郷に従え」という戦略で低価格品を展開した結果、ブランドが作れなかった。価格競争に巻き込まれた(中国は1着20円のジーンズが存在する市場。価格競争では勝てないし、低価格戦略でサスティナブルなビジネスは不可能)
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