ベンチャー経営研究【第2回】企業事例から学ぶ

<講義からの学び>
①企業研究
ビレッジヴァンガード、ドンキホーテ:共通するのは現場に商品仕入れの権限を与えていること。確かにビレッジヴァンガードのポップには店員さんの強い想いが入っているし、ついつい買いたくなる。また、ドン・キホーテは売り場面積当たりの売上などを指標にその売り場担当の従業員を評価しているとのこと。数値化することでトライ&エラーを客観的に認識できる(フィードバックサイクルが早い)。
⇒これらの取り組みによって、その地方、その時期、その店舗の客層にあった商品展開が可能。現場が独自に試行錯誤を繰り返すことが可能であるため、生の情報が仕入れられる。個人のKPI、評価とも連動させているので試行錯誤がモチベーションにも直結する。トライアンドエラーをよしとする企業風土が人を育てる。失敗は当たり前。そこから何を学ぶか。
アイリスオーヤマ:商品として有名なのは透明な収納ボックス。開発のきっかけはお気に入りの服が見つからなかった事による夫婦喧嘩。不満はビジネスアイデアの種。全部メモる。
NewsPicks Books:箕輪さんの事例。死ぬ事以外かすり傷の著者。本を作る時、自分のオンラインサロン、SNSで原稿、表紙を晒す。そこにファンがコメント、フィードバックしてもらうようなことも取り入れている。コメントし、それが反映されたファンはその本の編集者になる(のように認識する)。強力なアンバサダーになる。

<私の学び>
不満を聞くことが問題解決の基礎。試作品を作るコストも下がっている。システムではなく、人に投資するべき。人への投資とはいろいろな試行錯誤の経験をさせること。多動はフィードバックをすぐにもらう手段。多動のコストも下がっている!

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