【第4-1回】原因分析(Why)

<講義からの学び>
①問題、原因、課題の違い(復習)
⇒問題:あるべき姿と現状の差、原因:問題を引き起こす事実、課題:原因の中で問題を引き起こす一番の現実。
課題だけ打ち手を考える
②原因分析(課題の特定)がなぜ必要か?
最小限のコストで、最小限の時間、リソースを使って最大限の効果を。問題をずるがしこく解決するために、課題の特定が必要!
③原因分析の流れ
1.仮説出し(なぜ×なぜ×なぜ×なぜ×なぜ)、2.データ分析、3.まとめ
④事業部長(ビジネスの全体像を見る)の視点を持とう:問題に対する課題のパターン認識を持つ。仮説の勘所を知る。それが筋の良い仮説設定につながる。

<ケーススタディ:20代に対する新車販売台数が減っている>
何故?:そもそも必要ない(都心部に住んでいる人が多い)、収入が減っている、中古車を購入する人が増えている、レンタカーを使用している、親に買ってもらっている(自分で購入していない)、そもそも20代の人口が減っているから、車を欲しくない20代が増えている
チェックポイント①:一つ一つの因果関係はつながっているか?(お金がないなどの状態で受けていないか?販売台数が減っているという変化を受けるには変化で受ける必要がある)、主語と述語があるか。
チェックポイント②:深く!なぜはかなりオープンな質問。何が原因?何が読み違いだった?という抽象度をもう少し下げた質問を使ってもよいかもしれない。
チェックポイント③:広く!フレームワークを使おう。例えば業務プロセス、マーケティングの4P、バリューチェーン、3Cなど。

<私の気づき>
・我々に使えるリソース(時間、労力、コスト)は限られている。最小限のコストで最小限のリソースで、最大限の効果を出す、そのために必要なのが課題の特定であるという説明に納得。また、そのために筋の良い仮説を立てる技術(後天的に身に付けられる!)が必要!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?