【第3回】起業家とイノベーション「あなたにとっての牛痘を見つける」

<講義からの学び>
①イノベーションとは
ジェンナー:人類で初めてワクチン開発を実現。実際にやったことは、牛痘にかかった人は天然痘にかからないという噂が本当かどうかの確認(今は倫理的に認められない内容…)。結果、使用人の子供に牛痘を摂取した後、天然痘を摂取したら、天然痘にかからなかった(実験成功)。当時ジェンナーは29歳。
ダーウィン:進化論。優れたものではなく、変化に適応できるものが生き残る。当時ダーウィンは29歳。
アインシュタイン:奇跡の年(光量子仮説、ブラウン運動の理論、特殊相対性理論)の論文発表は26歳の時。
ハイゼンベルク:物理学者。不確定性原理(量子力学)の発表は26歳。
大前研一:「企業参謀」を書いたのは32歳。
②参考図書「0から1の発想術」
1.顧客と提供者の視線を入れ替える:Cloud Signの弁護士ドットコムの事例。契約書が紙だとすごく損をしている。管理も大変。進捗も見えないし、どこにあるかを探すのに時間もかかる。顧客視点(顧客への感情移入)で契約手続きをデジタル化(電子署名の導入など)。
2.どんぶりとセグメンテーション:カテゴリーキラー(アジエンス、ヤマダ電機、ユニクロ)とどんぶり(リンスインシャンプー、ダイエー、アマゾン、ウォルマート)が勃興する時期は定期的に揺り戻しが起こる。時代がどの流れにあるのかを見極める。
3.時間軸をずらす:アマダの事例。マシンの状態を遠隔でモニタリング。故障して使用できない期間を最小化することでトータルコストを下げる。あるいはプリンターの事例。自分でプリンターを所有するか、ネットプリントを利用するか。どちらがトータルコストが低いかは使い方によって違う。
4.他業種からパクる:英会話×キャバクラ=教師のローテーション×キャストのローテーション。教師≒キャストと捉え、英会話学校での取り組みは、キャバクラでも応用したら簡単に勝てる状況が生まれる。
③イノベーティブな人の認知バイアスを理解する
1.対象人物にかかわる原型:プレゼン相手が持っているイノベーターのメンタルモデル、プロトタイプ(どういう人を評価し、投資しているか)の認知を理解する。そのタイプに自分のキャラクターを戦略的に合わせていくのも手。
2.関係性に関わる原型:評価者自身がクリエイティブになっているか(熱中している、競い合っている、我々という言葉で語る、なるほどとうなずく)と感じたときにイノベーティブだと感じる。
⇒相手に自分をイノベーティブだと認知させた(プロトタイプとの類似)後は、評価者自身に熱中させることも大事。

<私の気づき>
・当時の人たちは文字通り、死や財産(破産のリスク)をかけてイノベーションに取り組んでいた。今はそこまでのリスクを取らずともチャレンジできる。情報発信の手段(SNSなど)もある。新しいコンセプトは若い者、新参者が生み出す。
・どういう発想をすればイノベーティブになれるか、これを理解する必要がある(0⇒1力)。
・自分がイノベーティブな思考ができるようになった後は、相手にイノベーティブだと認知してもらうための戦略を持つことも重要である。

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令和の時代は意識高い系である事を意識して生きたいです。現在はIT×英語×経済×教養を中心に学び中。アドラー心理学の目的論の考え方が好きです。

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