【第3回 会計入門】会社の体裁を整える

<講義まとめ>
①会社を始めるにも準備が必要。働くための事務所の確保、備品の購入、人の採用など、起業時には何かと初期費用がかかる。これを念頭に置いて支出を抑えないと、資金がいくらあっても足りなくなる恐れあり。
②事務所はレンタルオフィスを借りるケース、事務所を借りるケースなど様々。何が正解というものもないが、会社の規模、サービス、コストなどを踏まえて検討するとよい。敷金・保証金は最終的に戻ってくると考えて資金側に算定できるが、すぐに現金化できるものでないことに注意が必要。
③備品の購入費用は、それが消耗品か、固定資産かによって記載方法が異なる。10万円が一つの目安。資産の場合、一度に償却するのではなく、減価償却という形で処理するのが会計として一般的(=期間損益計算の適正化)。
④人を雇うのは思っているよりもお金がかかる。業務委託という形で短期契約するケースも多い。

<講義からの気づき>
・初期費用で資本金のうちのかなりの額が無くなってしまうことに驚いた。考えてみれば当たり前の話だが。
・給料、人件費をコストとして考えると、自分自身はその給料に見合った仕事ができているか、給料以上のベネフィットを会社にもたらしているか、と考えるに至った。賃金アップを求めるなら、給料を大きく上回るベネフィットを会社にもたらしていることを可視化しなければならないと思う。

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