【第10回 簿記入門】簿記の歴史と基本的な仕組み

<講義からの学び>
①簿記誕生の歴史:東方貿易の時代にキャッシュレス取引が実現。ビジネスのボリュームが大幅拡大。結果、会計計算が複雑化したため、きちんと取引を記録するための技術として簿記が誕生。
②株式会社における株主:もともと株主は出資者。しかし中小企業では大株主と経営者が一致していることが多く、簿記の技術を使って報告する責任を負う経営者(報告者)と株主(確認者)が一致してしまうため、会計(取引記録の整備)がないがしろにされることが多くなりがち。
③簿記における仕分け:借方(左)に資産、費用、利益を、貸方(右)に負債、純資産、収益を順に記録していく(上にBS、下にPLをくっつけたような形)。左側に何か費用を記録したら、同額を右側に記録する(すべての記録は左右でバランスする)。例外的に、減価償却費を費用計上した場合は、資産から減価償却累計額をマイナス計上してもよい(借方だけでバランス)。

<私の気づき>
・貸方と借方が常にバランスする形で仕分けしていくという作業は、私にとっては分かりやすかった。常に同じルールで処理すれば大丈夫ということと、常にバランスするはずなので逐次チェックがかけられるというのがそう思った理由でしょうか。

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