生きるということと働くと言うこと
アレチヌスビトハギよく見るとかわいい。
そして三角のくっつきムシ。
………
人生が進むと、
今まで見えてなかったことが見えてくる。
無尽蔵に時間があるのかと思っていた子ども時代。
闇雲に穴を掘り続けたり、
町内を走り回って、
家に帰ってご飯を食べて寝る。
誰かに助けてもらってるなんてわからない。
当たり前のこととしていろんなことが流れていく。
でも、その時、闇雲に動いていた中で感じていたこと。
その社会背景が私を作っていた。
もちろん家庭環境もあり、
自分の家庭以外の家庭って知らなくて当たり前。
それが常識。
………
もう還暦なんでものになってみて、
思うことは、あの頃のことが全部自分の糧になっていたということ。
若い頃は何で働くの?
お金のため?
偉そうにするため?
自分ができないことをお金で誰かにやってもらうため?
よくわからないまま、無駄遣いした時間の果てに大人になっていた。
迷いはあったか?
あったよ。
どんなっていくの?
子ども時代に考えてなかったから
大人になってから回り道しまくったよ。
………
今思うこと。
子ども時代、闇雲に時間を無駄にしたことはすごく良かった。
だけど、本当は前の時代の人たちが蓄えた知恵をちゃんと学んでおくことができなかったのが残念すぎた。
おじいちゃんおばあちゃんと語らうこと。
地域の年長者の話を聞くこと。
戦争のこと、生活のこと。
………
社会はあっという間に変わった。
大昔から語り続きられてきたこと、
どこかで消えていった。
私たちは、自分で自分ことをすることが何かあわからないまま大人になった。
生きるために働くんだ。
生きるために何をする?
生きるを学ぶ。
自分でできることを探す。
自然の声かけを聞く耳を持つ。
私はそんな当たり前のことを伝える人になる。
それだけね。
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