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LGBTという言葉に違和感なLGBT

どうも、こんにちは、辟音歩(ひらとあゆむ)です。

ここ数年で急激に広まったLGBT・LGBTQという言葉。

言葉の広がりとともに、
自治体ではパートナー制度が確立したり、
ゲーム内でも同性と恋人や結婚ができたり、
養子縁組するにあたっても、同性パートナーで問題ないと答弁されたりと

一般的な理解や認知が広がって嬉しい限りです。

かくいう自分もバイセクシャル。当人の話と言えば当人なのです。


が、しかし当のLGBTがLGBTという言葉に違和感を実は抱いている。
というのが、今日のお話。


LGBTQという概念が広がる前、言葉としては、『性的マイノリティ』で通ってました。
そのまま、性的な少数派という意味です。


実は、この性的マイノリティという言葉のほうが、LGBTQよりしっくりくるな、と自分は思うのです。(他の方は知りませんが)

L=レズビアン
G=ゲイセクシャル
B=バイセクシャル
T=トランスジェンダー
Q=クエッスチョニング

となる訳ですが、これで果たして性を説明できてるの?
自分は、できてないと思うのです。


ここで問題です。
みなさん、女装したい男の子は何セクシャルだと思います?

トランスジェンダー?
ゲイセクシャル?

実は普通のアセクシャル。
女装したいけど、一般的に女の子に恋をしたい男の子だったりするのです。
(実際、趣味友達にいます)

反対に、ボーイッシュな女の子はどうでしょう?
短い髪の毛にいつもパンツ。女性的な格好はしない。

アセクシャル?
それともレズビアン?
トランスジェンダー?


日本では、随分前から、女装する人=ゲイorトランスが染み付いていますが、
格好と性的指向は必ず一致しないのです。

ついつい格好とジェンダーを同一視しがちな日本人。
本当にLGBTQという言葉でくくって、その人達のことが見えてるのかな?と時々思うのです。

最近では、


体の性
心の性
見た目の性
恋愛の性


など、細かーく説明してくれている学校さんもあるようですが、

・無性愛者はなんて説明してるの?
・セックスしなくても、そばにいるだけで満足なのは、恋愛の性って言えるの?


と、このテの話になるとややこしいこと……。それだけ複雑なんですよね。


これはタイの例ですが、セクシャルは18に分けられるとされているそうですよ。
(下画像参照:引用:http://hassihair.hatenablog.com/entry/2017/11/17/130337)

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性的マイノリティという言葉のほうが包括的だなと私は思うのですが、

本音を言うと、
誰しもが、好きな格好をして
好きな人と
好きなところで
好きなことをできる

それが一番だと思います。
ありのままの"個人"として受け止めてもらえたら、とても嬉しいですね。

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