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おはなしの時間 番外編[やさしい旧約聖書物語からの寄り道 脇道]

2020、目にする風景が変わり、何やら世界がおかしなことになってる?不安と疑問が渦巻いて、世界の成り立ちに興味が湧きました。これまで生きてきた中でも、幾度か立ち止まったことはありました。生まれてきたのってどういうこと?人間って猿から進化したの?死んだらどうなるの?とか。でもそのたびに、考えても埒あかないし、目の前のことをひとつひとつやってこうって感じで歩をすすめてきた気がします。それがとうとうパンパンになってひとまず手に取ってみたのが聖書。


聖書って、それまでキリスト教の読み物だと思ってました。でも、ここ数年、「今私たちは聖書の時代を生きている」とか「聖書を解読しないとこの局面は乗り切れない」なんて言葉を耳にして。へ???そうなの???って感じで手を伸ばしたのが、犬養道子さんの「やさしい旧約聖書物語」なのです。青少年や初心者向きというだけあって、わかりやすく物語として最後まで脱落せず読破。これは人間の業が浮き彫りにされてて現代にも通じるなあと感じ、YouTubeでこんな形で紹介したいと出版社さんにお願いしました。

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旧約聖書に続いて新約聖書も読みました。子ども向けに書かれてるせいか、わかりやすくグロテスクな場面もソフトタッチになっています。そうなんです、本当は結構ハードな局面だったのだな、というのは、この二冊を読み終えて次の段階で知ることになるのです。最初の聖書はこの犬養さんバージョンでよかったなと思います。そうでなかったら、嫌悪感が勝ってしまったかもしれません…。


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で、もう少し全体像を知るために入手したこちら↑にいくはずが

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アニメ好きの上の子とも共有できるかと思って何かのついでに買って忘れていた「マンガでわかる聖書」に寄り道。うーむ、この辺りでようやく、ちょっと残忍で契約重視で、日本にはあまりないであろう世界観に異質なものを感じ始めました。あ、でも、いいんです、共感したくて読んでたわけではないので、ね。ただ、人間っていつまでも変わらない生き物だなあ、なんてソフトコメントは出なくなりそう。愛って契約なの?これをして欲しかったらその証を見せてみろ、とか、代償の生け贄が必要とかって…。うーむ。


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そして更なる脇道へ。

ああ、私はこっちがしっくりくるなあ。何があっても大切に思い合ったり、感謝したり…。それは契約でもなければ、何か罰を与えたり試したりする世界とは全く違う。

とは言え、今は大きく大きく全体を見てみたいのです、良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかではなく。

そんなこんなで、これからも、[おはなしの時間]をどうぞよろしくお願いします☆やがては聖書以外にも世界の成り立ちや心の奥底を覗かせてくれる一冊を探して取り上げていきたいと思ってます❣️

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