未来を生きるための「雇われる力」

 藤原和博さんの「10年後、君に仕事はあるのか? 未来を生きるための『雇われる力』」を読んだ。
 AI、グローバル化等で約50%の仕事が今後10〜20年でなくなると言われている。いろんな仕事が消滅していく中で生き抜く強さとはなにかという観点で読み進めた。そこで、大切になるのが「情報編集力」
 
 ◇情報編集力
 …正解のない問題に対して試行錯誤しながら「納得解」を作り出す力
 
 生後半年くらいから親がオンラインで色んな人と会話する姿を横で見ている息子たち。彼らが社会人となる頃、親世代が想像できるような仕事に就くことはないのだろう。どんな興味を持って、どんな貢献に喜びを見出すのだろう?私達親にできる働きかけは何だろうか?
 
 正解のある問題を解く力(ビジョンが決まっている組織でそれに向かう力)も大事だが、正解のない問題に対して仮説を立てそれを修正し続けられる力を意識していきたいと思った。

◇正解がある…入試、パズル、終身雇用制のサラリーマン、情報処理力、(知識を詰め込む)、前例主義、事なかれ主義
正解がない…ブレスト、レゴ、これからの働き方、情報編集力、(自分の意見を表明する)、ブレストやディベート等のグループワーク型、修正主義、先例主義、事あれ主義

 
2020年代には世の中で必要とされる能力として、情報処理力:情報編集力=7:3。「生きるチカラ」の三角形としてはこの情報処理力、情報編集力に加えてもちろん、「基礎的人間力」がある。人として信頼され、未来を生きるための「雇われる力 エンプロイアビリティ」のある人財となるために。

 思いっきり遊んで(遊べる時は)、多様な人と出会って、無謀だったり大変なことも経験してもらうことで、他の誰かに取って代われるものでない「希少な存在」となってほしい!

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