見出し画像

上司でなくマーケットを見て働く

 いつも前向きで示唆を与えてくれるママ友さんからおすすめされていた本。「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」やっと読むことができた。
 
 自分が営業として働く上で自社の製品やサービスに自信が持てないときや優秀な後輩が転職してしまったときに感じるモヤモヤに対して様々なヒントをもらった。
 
 転職する人を裏切り者のように見てしまうのは間違い。よりステップアップする場所に転職する優秀な同僚は、辞めるまでは会社を担いでくれる存在。自分の市場価値を高めるために、誰より会社に貢献してきたはず(確かにそうだ)。だから数年間でも居てくれたならそれでよしとするような考え方も大事。むしろ”会社に一生しがみつくぞ”みたいな人のほうが会社にぶら下がっている人
 
<心に残った言葉> 
・一生食えるかどうかは、「上司を見るか、マーケットを見るか」で決まる
・マーケットバリューは①技術資産②人的資産③業界の生産性で決まる
・20代は専門性、30代は経験、40代は人的資産でキャリアを作れ
伸びている業界(複数ベンチャーの参入、既存業界の非効率をついている)に身を置け
・人には「何をするか」に身を置くタイプと「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視するタイプの2タイプがいる
・自分にラベルを貼れ
「活躍の可能性」を確かめる(今いちばん社内で活躍し、評価されている人はどんな人物?なぜ?)
・転職は多くの人にとって「初めての意思決定」
転職は悪ではない。選択肢を手に入れた個人はより自由になり社員を惹き付けようとする会社はより魅力的になる

 
転職するために、というのではなく、どんな人にとってもより自由に働くために、選択肢を手に入れるために、この”転職の思考法”がある。40代に入る前に読めてよかった。今後は”人脈”も大事になってくる。社内はもちろん、社外の活動も続けたいと感じた。

 働き方が自由になる中で、武器になる”転職の思考法”。
これからも何度も読み返したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?