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#15【3Dプリンター】零戦製作の振り返りと課題&対応

どうもー✋
平の社員です。

前回の零戦にて課題が多く見つかりましたので現状見えている課題とそれぞれに対する対応方法についてまとめてみました。

【課題】
①サポートと造形物の接触面が汚い状態になる
②所々欠ける
③積層痕が目立つ

課題①サポート面が汚い
課題②所々欠けてしまう
課題③積層痕が目立つ

【対応方法】


①サポートと造形物の接触面が汚い状態になる
support interface機能を使う
サポート面の上部に薄い面を出力する事で造形物との洗い接触が無くなる。ただし剥がれづらくなるので設定によってはカッター等で剥がす必要が出る。
面荒れはこの後の処理とかに影響するので無いに越したことはない。

プリント設定⇒編集⇒サポート⇒サポートインターフェースを✓


②所々欠ける

欠けている所を見ると翼の後位側で発生している。共通点は薄い個所でした。つまり設計値がプリンター精度の限界より小さいためそもそも出力出来ていない。

スライサー上ですでに欠けている


改善方法を探したところ以下が有効的
a) 設計値をノズル精度以上に設計する。 (←基本)
b) 設計値をノズル精度(0.4mm)より大きくする
 押出幅(線一本の幅)を落とす。基本は「押出幅=ノズル幅」になる所をフィラメントの押出量を抑えて幅を狭くする事で精度を上げる。やり過ぎると積層し辛くなったりと弊害が出るので注意が必要。
c) ノズル幅をより小さいものに交換する
 現行が0.4mmに対して⇒0.2mmのものも用意されてるので更に精度を上げられそうです。ノズル交換が大変そうなので今の所は手を出さないでおきます。(笑)

③積層痕が目立つ
 積層ピッチを0.2mm→0.1mmとかはこれまでもやってましたが限界があります。なので今回は純粋に積層痕を無くす処理を考えていきます。
溶剤で溶かす事で表面を滑らかにする。ネットで色々と調べるとアセトンやアクリルサンデー等の溶剤で溶かすのが良さそう。ただコントロールが難しいとのこと。ヤスリで削ってパテで均して塗装が手間ですけと王道ですかね。王道を一度は経験しておきたい所なので近々挑戦してみようと思います。


それぞれの対応方法については改めてまとめていきたいと思います。

ではまた~✋


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