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誰のためにもならない大切なこと

なんか、
やっぱり、
お金ばかりを求めないで、
人の役に立つこと、
誰か、もしくは
誰もが喜んでくれることを
自分の利益にならなくても
喜んでやれる人に、
お金、
最近だったら
お金じゃなくても
やっぱり
有意義で、前向きで、
幸せで、実りのある人生は
やってくるらしい。

確かに・・・。

お金になるか
ならないかで、
やるべきことを
決めてしまったから
こんな、
貧しく、
コストばかり払う日本に
なってしまった。

とは思う。

でも、
いや、「だから」かな?

お金を考えなければ
いろんな仕事が入ってくる。

あれをしてほしい。
あれをすべきだ。
手が回っていない。
加勢してやらねば。
地域社会に参加することは
大切だもんね。
子育ては大切だもんね。
自給のため、分かち合うために
田んぼ、畑を
無農薬ですることは
良いことだ。

お金になることは少ない。

お金をもらえることもある。

行政や政治は、
そういった大切なことに
もっと予算を立てるべきだ。

企業や会社、社会は
もっとそういった
大切なことに
投資すべきだ。

**********

それは確かにそう思う。

だけど
僕の感覚から
何かが少しずつ
ズレてゆく。

確かに、
ボランティアや、
低報酬で仕事を引き受ける
安泰な高齢者に頼って、
福祉や教育に
予算を割かない行政が、
そうするならば、
そうやって、
こういう社会に
成ってゆく。

成ってきたんだろう。

誰もが「必要」なものだからといって
容易に値上げをするもの。

「必要」、大切なことだから
市民の奉仕に依存し、
支払う値段を抑えるもの。

**********

でも、
こんな社会分析や、
社会批判やルサンチマンに
注意を転嫁して、
いつも
僕が本当に抱えている問題が
言えなくなってしまっている。
そんな自分がいます。

**********

世のため、人のために働き、
みんなに喜んでもらって、
誰かの役に立って、
結果、お金ももらえて、
「いい人」「立派な人」とか、
好かれるレッテルを貼られ、
そんな振る舞いが身につき、
「みんなに喜んでもらえるのって
嬉しいなぁ」なんて、
そんな充実した自分に身を埋めている時、
何か、押しつぶされそうな「自分」が
どんどん大きくなっていきます。

僕が人生でやりたいことは
誰の役にも立たないこと・・・。

ならば、
それは後回しにして、
本当に独りになれる
早朝とかに
少しずつ満たしていく。

もちろん
お金になるわけもない。

社会の役に立つわけでもない。

そんな「役に立つ」、
みんなが喜ぶ、
仕事となる「音楽関係」のことを
仕事にしたいわけじゃない。

多分、
そんな
多くの人が喜ぶ
キャッチーな「みんな」に向けた
エンターテイメントを
したいわけじゃないんだ。

残念ながら
僕はそんな人柄じゃなかった。

そんな人柄、キャラクターも
頑張った。

幸か不幸か、
それがブレイクなんかして、
一人歩きしなくてよかった。

**********

僕は
多くの人が集まるような場所に
あまり居たくないことが
よくある。

それなのに
多くの人が集まらないと、
「音楽」や、
きっと多くの事業というやつは
なかなか「成功」とは
ならない。

また、反面、
同じように
あまり賑やかな場所に
馴染めない人が
多くいる。

そんな「ハレ」に対して
「ケ」の人格がある。

そんな彼、彼女に届けたいのに
そんな人たちは
賑やかな
イベント、お祭り、ライブ会場には
足を運ばないんだ。

僕は、
河原で佇んでいて、
独り、心地好く想いを巡らせて、
そんな感じを分かち合える人と
出逢いたくて、
でも「わかるわかる〜」
とかいって、
賑やかに、
事を大きくしたくないし、
そんな「独り」の河原で
話しかけられたくもない。

・・・まぁ
それはそれでいいんだけどさ(笑)

**********

素直な「僕」で
在れるような場所に
常に居たいと想う。

noteは
そんな場所で、
そんな僕では
多くのフォロワーを
獲得することはできないけど、
素直な「僕」でいる時に
出逢えた人は
「大切な人」だ。
「大切な僕」で出逢えたのだから。

noteのキャラ以外の
普段暮らす僕の世界も
大切に出来たらとは想っている。

だから
いつも大切な僕で在れたらと想う。

noteとツイキャス。

誰かのニーズに応えるわけでもなく、
何らかの括りに
寄せる努力もしない。
装わない。
望んだ装いをする。
完璧を求めない。
「完璧」なんて
どこにもないんだから。

無理をしない「僕」で在れる時間を
ちゃんと保っていたい。

まぁ、出来れば優先していきたい。

もしかしたら、
そんな「僕」で居続けることが、
ニーズやカテゴリに
窮屈になってしまった人の
ニーズを満たせるんじゃないかな?
お役に立てるかもしれないし、
そんな僕でお役に立ちたい(笑)

僕が望んだ「僕」で在れてから初めて、
そんな僕で在らしてくれるこの世界に
感謝して、奉仕しようと、
本気で想えるんだろうな。

だからそう在ろう。

それを最優先にしよう。

こんな無理のない「僕」で
活動が広がっていったらいいな。

なんて、

密かに夢見てます。

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