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6-たき火の思い出

平魚泳
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※試聴版。オリジナル版(05:19)は購入後に視聴可能。

たき火の匂い お父さんの匂い
夕日が沈めば 晩ごはんの匂い
火の粉を追って顔を上げたら
風は冷たく 空は真っ暗だった

晩ごはんの匂い おうちの匂い
「ただいま」と言えば
お母さんがいて
後ろからお父さん 泥だらけになって
たくさん泥だらけの
野菜 持って

当たり前に笑って
当たり前に甘えて
その日が来たら
当たり前に家を出た

あの日の匂い この日の匂い
あの頃と同じ季節がまた今年も来たよ
大人になった子どもだった僕が
たくさん胸いっぱいの
思い出 もって

当たり前に笑って
当たり前に甘えて
当たり前に笑って
あっという間に過ぎて
その日が来たら
当たり前に家を出た

その日が来れば
当たり前に

帰る

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