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韓国へ行ってきます


ソウル公演のチラシ

2024年
5/8〜5/14の間、
2019年の12月ぶりに
韓国へ行ってきます。

友人知人を頼りながら、
ソウルと釜山で2公演。

韓国語で自分の詩を歌って来ようと
今、一生懸命練習中です。

2010年に初めて、
大阪の路上で歌っていた時に知り合った
韓国在住のオーストラリア人に
CDを作ってもらった縁をきっかけに、
年に1回〜2回韓国へ行って
演奏活動をしていました。

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僕は、そんなに
「海外で活躍(活動)したい」
とか、
「世界中を旅して廻りたい」
という欲求が
子供の頃から無くて、
「実質を、実感持って生きていきたい」
という欲求の方が
ずっと強かった。

だから、
「世界一周してきた」と
自慢する人に出会ったら、
刺激されて、
日本が本当は
どのくらい広いのか。
あるいは狭いのかを実感してくなって、
歩いて旅に出た20代の後半が
あったりしたのだ。

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海外の世界に興味がないわけではなく、
僕や、僕らのような
「父」がいて「母」がいて、
家族がいて、友人がいて、
笑い合い、食卓を囲み、
今、暮らす土地を愛して
生きているような人たちが、
別の文化圏や
地球の裏側に
同じように生きている。

もしくは
生きれないでいる。

そんな人たち、
仲間のことを想うと、
ワクワクします。

そして、
今の文化のマジョリティに
馴染めなかったり、
生きづらく、生きている人たち。

その色合いに濃淡はあるけど、
僕が「僕」を演って、
出逢える世界と出逢いたいな。

そんな想があります。

もしくは出逢わなくても、
僕もがんばるから、
元気に生きていてほしいな。

そんな想いがあります。

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国内であれ、海外であれ、
出逢ったご縁を
大切にしたいな。

みんなと仲良く
生きていたいな。

だから、
フラットに、
出来ることをやろう。

そう想うのです。

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僕の
音楽を通じて叶えたい欲求は、
言葉を唄い、
歌った言葉、
詩の通りに
世界が創られる様を
見ていたい。

ということです。

唄うことで、
言葉のとおりの「自分」と成り、
徐々に、
僕の触れる世界が
「詩」のように変容する様を
見るのが好きです。

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「音」の響きも大切だし、
「日本文化」も大切です。

でも、
「僕」の役割ではない。

僕は、日本の伝統芸能を
伝えているわけではないし、
「楽器の音色の魅力を伝える」ってのは・・・
悩ましいけど、
今の自分が済んだ後、
次のモードに入ったら
やりたいなって想っている。

歌わずに
「ソロウクレレプレイヤー」として
腹を括ったら、
ある意味、世界中での活動を
視野に入れてもいいな。

そんな一面もあります。

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ウクレレでお芝居のBGMを作る仕事は
楽しかったし、充実していた。
そんな仕事の依頼がたくさんあったら、
そっちに人生傾いていただろうけど、
そこまで広がらなかった。

誰からも求められることもない時、
自分の意思で、能動的に創る音楽は、
歌曲だった。

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というわけで、
韓国へ行ったなら、
やっぱり、拙くても、
現地の言葉で唄いたい。

そう想いながら、
14年も過ぎたんだな。

2019年から、
オンラインで週1、
友人となった韓国在住の日本人から
韓国語教室をしてもらい、
コロナ禍や、日本での日々の暮らしの忙しさも
相俟って、なかなか成長遅いけど
だいぶ韓国語も身近になりました。

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韓国ドラマとか映画とか、
見ないんだよね〜
日本の映画やドラマも、
ほとんど見なくなったし。

これも「実感を持って生きる」の
コンセプトと重なるんだけど、
誰かのプロパガンダを含めた
「ツクリモノ」に時間を費やすほど
僕の人生は空虚ではないのだよ。

なんてね・・・

そんな僕の癖なんだけど、
それが、言葉なり、
その文化圏の共通認識になるから
なかなか遠回りな個性だとは思うよ。

でも、
興味ないんだから仕方ない。
大相撲も、プロ野球も、オリンピックも、
万博も、アイドルも、韓流も、
興味ないんだから、
その情報をわざわざインプットして
話題にするのは
苦痛だよね(笑)。

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「海外で活動するなら
英語は必須だよ」
とは言われますが、
英語圏ナイズされた、
グローバルな、狭い範囲でのコミュニティ
としか出会えません。

やっぱり、ローカルな声を知りたいし、
僕みたいなローカルな声を届けて、
響き合える人と出逢いたいな。

そんな「僕」で出逢いたいな。
と、想うんです。

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まだまだ。
本当にまだまだで、
未熟な自分を晒す、苦しい日々ですが、
出来る限りの努力で、
日々を過ごし、今の最高点で
出逢って来ようと思います。

行って参ります。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。