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本当にやりたいことは何なんだ?

昨日、
ちょっとこんな
情けない呟きを・・・
いや、ネガティヴな感情を
吐露してしまいそうになりながらも
字数制限に救われた。

呟かずにすんだ。

そんな感じです。

でも、
もう少し、
暴言、自暴自棄ではない、
丁寧に想うところを
言いたいな。

そう思って
筆を取りました。

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今まで、ずっと、
「自分のやりたいこと」が、
「仕事(金銭になること)」に
なる可能性を模索して、
人生を
デザイン、計画しようと
いろいろ努力をしてきました。

路上ライブで
どうすればお金をいただけるか。

「みんな」の知ってる曲を歌うか。

珍しい楽器で注目を狙うか。

津軽三味線のような
派手なパフォーマンスをするか。
(津軽三味線のルーツは
ほいと“乞食”芸。
派手に大きな音を鳴らすのは
お金やお米をいただくためだった。
と聞いています。)

ジャグリングでも覚えるか?

>こんなことを考えた20年くらい前にも
結局何がしたいのか?という「問い」が
すでに生まれていました。

路上で注目を集め
お金をもらえるんだったら
何でもいい?

違うよね。

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音楽そのものの価値に
お金を払う風習はない。

いや、
音楽の価値って何だろう?

利用価値?
希少価値?
勢い?

何に価値付けをすれば
対価のお金が頂きやすいか。

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そもそも
「お金になるかもしれない」
ってことを理由に
ジャグリングを覚えても、
ジャグリングが出来て、
上手になったからといって
お金が入る保証は
どこにもないんだ。

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でも、
こんな感じで
人生を露頭に迷わす人、
今も昔も
たくさんいるよね。

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音、詩そのものより、
何かカタチのあるものの方が
お金をいただきやすい。
と想いました。

ちょうど2000年頃から、
パソコンなどの環境により
誰でも自分でCDが作れる時代に
なりました。

でも、やっぱり、
立派な装丁にするために
いろいろお金や、
それぞれその道の
「プロ」という方々に
お願いできるご縁が必要だった。

でも、
なかなかそんな一流の人との
ツテがないから
自分でイラストを描いて、
紙ジャケットを画用紙で作って、
「手作り感」に
価値を持たせようと頑張った。

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当時、
パソコンで焼いたCD-Rは、
業者に1000枚単位で発注して
プレスしてもらった
「プロ」なCDと比べると、
あまり値段は付けられない。
という、
ウチワ(インディーミュージシャン)間での
格差があった。

そこには
「CD-Rだと
音飛びやらの品質に問題がある」
とか言われ、
「どこそこのメーカーのCD-Rだったら
品質が良い」
などと、
一生懸命、
調べ、購入することに
時間と労力を費やした。

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本当に
やりたいことは
何なんだ?

残りの人生、
時間と労力を
注いで生きたいことは
どんなこと?

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他にも、いろんな
「目的」に極力寄せた「手段」を
いろいろやってきた。

タイコを叩いて唄う。
個性的なパフォーマンス。

ウクレレを教える。
音楽の先生。

衣装に気を遣う。

旅をする。

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それ自体を
「目的」とすることも
出来るだろう。

これらの
こんな感じのことを
目的とする人生があってもいい。

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ただ、
これらのことを
すれば、
お金になるのか?

お金にならなかったら
やらないのか?

お金になる。
ならないで、
人生を選ぶのか?

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消費税10%になったあたりから、
何となくサマになってきた
ウクレレワークショップ&ライブという
形式の企画でのツアー、
予約ゼロが目立ち始めました。

どうしよう?

と想っているうちに
「コロナ」が来ました。

世相的に、
ウクレレを覚えたい人が増えました。

ニーズを感じて、
地元での
小さなウクレレ教室が増え、
とあるタイミングで、
10名ほどの人を教える
という顧客をゲットし、
マスクをしながら、
みなさんに教えました。

何度かやった帰り道、
「マスクして、仕事して、
ちゃんと社会の一員に成れている
感じ」に、
ちょっとした誇らしさを感じて
気持ち悪くなったのです。

僕は
コロナ禍が来ても
あまりマスクをしなかった。
「社会に属している人」の
トレードマークであった
「マスク」を
そんなに必要とするほど
人との関わりがなかったのだ。

それは
負け惜しみのような
「ザマアミロ」でもあり、
憐れみでもあり、
清々しい「決別」でもあった。

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こんな白々しい社会風潮に、
人生を預けてたまるか!

本当にしたい「事」は
何なんだ?

その「事」は
一言の「名詞」に
置き換えられるものではない。

でもハッキリと
何かが弾け、飛び散って、
新しい、
忘れていたけど、
知っていた
視界が開けたのです。

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月間リスナーが3人であろうと、
お金にならなくても、
もっとプロモーション活動が
必要だと想いながらも、、、、

僕は進みます。

またレコーディング作品を仕上げ、
2023年の内に
あと二発、
6曲×2。
12曲を、ローンチ、
舟出させようと考えています。

つづく。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。