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故郷の町に帰るとざわざわする

心が、なかなか落ち着かなく、
note書いてます。

数日前、千葉に帰って、ライブだ。
CDが1種類、あと1枚しかないから
ジャケットとか、紙切ったりして作らなきゃ。
でも・・・もういいか!
どうせ売れないし、
そもそも「CDありますよ」
とアナウンスするのも痛いし、
「CD売ってもいいですよ」とか
イベント主催者に言われるのもなんか・・・
挙げ句の果てには
「CD買いたいです」と
言ってくれる人にまで、
何か、支援してくれる気持ちは有難いんだけど、
今、CDで音楽聴くのって
不便だよね?
なんか別のカタチでカンパしてくれたらいいよ。
いや、もう、これ、
本音なのかどうかよくわかんないけど
何も要らない。
感動を持ち帰って、
もし人生に生かしてくれるんだったら
こんな嬉しいことはない。
なんて想ってしまう僕は、
もうCDを
売らない方がいい。

「自分の価値を、自分で設定して、
生計を立てる。
これがプロってもんだよ!」

と説教されて、
ずっとそれが出来ないでいた。

「音楽を趣味とするなら
それはそれで。
しっかりお金を稼ぐ手段を見つけて
それはそれでしっかり身につけて、
自立した大人になりましょう。」

それは「最低限度」として、
教育されてきた。

*************

忙しい毎日の最中、
唯一の売買できる商品としての
CDを作る作業をやめる。

売れる真っ当な手段なんだけど、
売れないから。

*************

これを一人、決心してから
興奮して眠れなくなった。

貨幣経済社会へ依存した心から
自立したような感じだった。

けっこう、この
ベーシックインカムちゃんねるを
見るようになってから、
ずっと心がざわざわしている。

いろいろな違和感が解消されて、
そうだそうだ。と想った。

でも、だからといって、
この道理を理解できる人は少ないだろうし、
僕が、僕の立場でアツくならず、
しっかりはまだ説明できない。

ここを理解して、
もし理解してるなら尚更だから
ベーシックインカムなんて
僕らの社会を思いやらない人たちは
やらないだろうな・・・。

今現在の世相ではね。

*************

でも、
やっぱりずっと
心が落ち着かない。

空港に着いた時も
スマホで少し呟いたが

その後、
生まれ育った町に
路線バスで降り立った時も、
ざわざわした。

町の中央の商店街が、
本当にスーパーだけになっていた。

ずっと続いていた、
ローカルのチェーン店のパン屋
「マロンド」も、
春に閉店されていた。

先月来た時、
見つけ、母親と娘を連れて
晩御飯を食べた
素朴な家庭料理の居酒屋。
50代くらいの「お母さん」が
始めたばかりのような居酒屋も
「しばらく閉店」の看板が・・・。

いろいろ、難しいんだろうな。
と思う。

けっきょく、スーパーで、
惣菜を買って、
隣の中央公園で食べる。

日本の外食は美味しいとか言うけど、
いつまでその印象は続くんだろうね?

あれもこれもだいぶ値上がったな。
チェーン店ばっかりだな・・・。

座ったベンチの近くのベンチに
老夫婦が腰かける。

コロナ禍中の数年前に、
両親二人暮らしから、
もう無理だと判断して、
大分まで連れてきた。

あの頃と重なるご老人がほとんど。
ぽつりぽつりと公園を歩いている。

10年くらい前は、
よく公園でウクレレとかタイコや
大声で歌ったりしていたら、
訝しい目で見られて不快だった。

今は、
そんな圧倒するようなマネはできない。

高齢化を感じる。

*************

年に数回の定点観測で、
とても時代の変化を感じる。

この町で、街で生きる人たちは
どうなってしまうんだろう?
どうしていくんだろう?

僕らはどうやっていけばいいんだろう?

*************

草ボーボーの庭は見ぬふりをして、
西千葉のライブに向けて、
練習の時間も含めて、
帰宅後、すぐに出かけた。

毎回、1〜5人程度、
なんとかお客さん来てくれて、
なんとか毎回やらせてもらっている。

そんな場所です。

*************

前回「月曜日にしてほしい」と
言ってくれた方は、
頭痛のため、来れなかった。

また、
ウクレレで一緒に演奏させてほしい
と言ってくれた方は、
打ち合わせまでしたんだけど、
前日に体調を崩し、欠席。

また、ライブじゃないんだけど、
その翌日、紹介されたおばあちゃん二人に
三度目のウクレレ教室を予定してたんだけど、
先方が忙しくてキャンセルになりました。

まぁ・・・
そんなもんだ。
相手を責める氣になんてもちろんならないし、
やっぱり「お大事に」と思う。

去る者がいれば、
来る者もいて、
けっきょく僕は、
このひとつの人生を
真っ直ぐ歩くだけ。

ただ、
ずっと同じではないことを
当然として心に踏まえていないと。

僕らは「変化」に
耐えられるのか?
もしくは
こなしていけるのか?

僕らは阿鼻叫喚しながらも
波に乗るか、飲み込まれながら、
姿を変えてゆくだろう。

*************

昨日は、
本当に有り難いことに、
とりあえず最近は足を運んでくれる
常連さんが来てくれ、
またもう一人、
前々回に来てくれ、
また今回も来てくれた方がいて、
場が成り立ってくれて
本当に助かりました。

そして、
1部が終わった休憩時間に、
noteでつながり、
最近のツイキャス配信も
よく見てくださってる方が、
東京の西の方から
足を運んでくださり、
内心、とても歓喜にふるえました。

noteは、本当に徒然と、
まとまらない文章で
本当に想ったこと、考えなどを
あまり社交辞令なく書いています。

だから、
一番、「こう在ろう」
という言葉で書いています。

noteでの人とのつながりは、
何か、「独り」と「独り」の繋がりを
感じます。

う〜ん・・・

だから、
僕が先日「君たちはどう生きるか」を
映画館に観に行って、
「自分」と繋がることができたような・・。

*************

すごく、note繋がりの方々とは
会いたいんだけど、
会わなくてもいいんだよね。

でも会えた!

やっぱり嬉しかった。

*************

少しずつ、
世の中の
コミュニケーションの在り方が
変わっていって、

少しずつ、
世の中での
人生の価値の
置きどころが変わって、

まぁ、「自分」と
相性の好い
世の中に変わっていってくれたら
いいな。

うたが、音が、言葉が、 もし心に響いてくれたなら サポートいただけたら嬉しいです。